先日、一部新聞にも、県内私立高校の入試が「前期選抜・後期選抜」になることが掲載されていましたが、受験生の皆さんはチェックされたでしょうか。
「前期選抜・後期選抜」になると、今までとどう変わるのでしょうか?早くも、入試要項をホームページで掲載し始める学校が出てきました。
「国府台女子学院」
・前期入試(出願・推薦基準あり)1月17日
普通科 単願20名(昨年20名)併願30名(20名)
学科試験(3科)あり
英語科 単願推薦30名(30名)併願推薦30名(25名)
単願は学科試験なし(受験はするが選考に関係なし)併願は英・国の学科試験あり
・後期入試 1月28日(出願基準なし・学科試験あり)
普通科 10名(15名)
英語科 10名(15名)
なぜ英語科だけ、前期入試に「推薦」がついているのか、今ひとつよくわかりませんが(英語科だけ、単願の場合学科試験がないので、中学校側に保証書がわりに「校長推薦書」を貰いたかったのかもしれません。)、定員に若干の変更があるものの、ほぼ昨年と同じと見て良いでしょう。
国府台女子は「女子校不人気」のなかで、強気の募集をすることができず、「上位校」と「それ以外」の中間的な入試システムになっています。(併願の場合、入試相談で合否が決まるわけでなく、あくまでも学科試験の結果で決まるのが「上位校」的な部分ですが、一般入試が二次募集のような状態になっているのが「それ以外」的な部分でもあるわけです。)
そういった国府台女子に独特な部分を、全くそのまま2007年も引き継いでいますから、来年も上位公立高志望の受験生(女子だけですが)には、ありがたい併願校になってくれそうです。(ただし、前期で受けること、後期は二次募集と思いましょう。)
「日出学園」
・前期入試(推薦は基準あり)1月17日
推薦入試(単願) 20名(昨年20名)
一般入試 30名(30名)
・後期入試はなし
やっぱり、「前期入試1回のみ」という学校が出てきましたね。
日出の場合、もともと小規模な入試のため、単願推薦と一般入試が同時に実施できて、十分な生徒が確保できれば、それが一番ということでしょうか。
募集定員や、単願であっても学科試験があり、試験結果によっては不合格になることなどは、そのままのようですから、単純に今までの「推薦入試」と「一般入試」が一つに(1回に)なったと考えて良いでしょう。(入試が1回になったため併願推薦はなくなっています。)
とりあえず、見つかったのはこの2校だけですが、まだ今のところサプライズはありませんね。
皆さんも、気になる学校のホームページはマメに覗いてみて下さい。