県教委のホームページに、「平成18年度中学生の一日高校体験入学実施予定一覧」が掲載されています。
公立高校は施設面での差が少ないので、「中身で勝負」です。
この機会に、ぜひ学校の話を聞いておきましょう。
ただし、人気校では参加者が多すぎて、「本当にただの説明会」に終わることも多いようです。過度な期待はしないほうがよいかもしれません。
さて、県内私立高校の入試要項が、さらに数校でホームページに掲載されています。
「昭和学院秀英」
・前期入試（単願推薦）１月１６日
・後期入試（一般入試）１月２８日
詳しい定員配分などは掲載されていませんが（ここは毎年そうですが）、昨年とほとんど変わっていません。
昭和秀英が昨年までと変わらないということは、上位校では前期が推薦入試、後期が一般入試で、入試の中心は後期ということになるんでしょう。
「成田」
・前期入試（単願推薦）１月１６日
特進４０名 特別技能生４０名
・後期入試（一般入試）１月２９日
１２０名
成田も昨年とほとんど変わっていません。（それどころか前期・後期という言葉もほとんど使われていません。うちには関係ないということでしょうか。）
「麗澤」
・前期入試 第１回１月１６日 第２回１月１７日（２回受験可）
特進２０名 文理３０名 国際２０名
・後期入試 第３回１月３０日
特進１０名 文理２０名 国際若干名
麗澤は、「推薦」という言葉を完全に廃しています。応募資格に成績や欠席の条件があるのも、前期の「特別奨学生」だけです。
「推薦入試はなく、一般入試を前期・後期に分けています。」という方針のようです。
麗澤は昨年まで、推薦でも合否は試験で決めていましたから、「推薦入試」という呼び名が無くなったのなら、わざわざ推薦書はいらないということでしょうか。このあたりは国府台女子の普通科と同じですね。（というか、上位校になりきれない、このレベルでは、こういう方法になっちゃうのかな。）
「千葉英和」
・前期入試（推薦入試）１月１６日
普通科２３０名 英語科３０名
・後期入試（一般入試）１月２９日
普通科９０名 英語科１０名
千葉英和は入試相談のある学校の代表格といって良いでしょう。
前期が推薦入試（中学校長の推薦書が必要）、後期が一般入試で、ともに第一志望と併願に分かれているなどは昨年と同じです。ただ、昨年は推薦と一般で半分ずつだった募集定員を、前期に多く配分している点（実勢にあわせたということでしょう）が、大きな変更点といえばいえるでしょうか。
公式の募集要項では、前期・後期とも、昨年までと同様に入試相談で合否が決まるのかはわかりませんが、要項の書かれ方など昨年とほとんど同じなので、実質的には変化がないのではないかと推察します。
ホームページに要項を載せるということは、すでに中学校には詳細が伝わっている可能性が高いと思います。学校の先生にそれとなく尋ねてみましょう（笑）。
「八千代松陰」
・前期入試 １月１８日
・後期入試 １月２９日
八千代松陰は、まだ日程だけしか掲載されていません。ここも入試相談の扱いがどうなるのか気になるところです。
ここまで判明した分で日程をまとめると、
・前期入試
１月１６日 昭和秀英・成田・千葉英和・麗澤（１回）
１月１７日 国府台女子・日出学園・麗澤（２回）
１月１８日 八千代松陰
・後期入試
１月２８日 昭和秀英・国府台女子
１月２９日 成田・千葉英和・八千代松陰
１月３０日 麗澤
前期入試は、昨年の推薦入試と同じ「１月１６日から１８日」のようです。
後期入試は、判明している秀英・国女は昨年は２日目でしたので、１月２８日が２日目である可能性が高いと思います。そうなると「１月２７日から３０日」（一昨年と同じ）になりそうです。
日程が動いた学校では、昭和秀英の前期が２日目から１日目に、これでトップ４校は全て１日目になるんでしょう。
千葉英和の後期が１日目から３日目に、千葉英和はずっと１日目でしたから、本来なら大変化のはずですが、それだけ後期には期待していないということなんでしょう。２日目から４日目に動いた麗澤も同様でしょうね。
成田の後期が４日目から３日目に、一昨年までは３日目だったので、戻ったということになりますが、後期だけでは英和・松陰との併願はできなくなってしまいました。４日目になった昨年は日習との併願ができたのですが、日習の日程しだいでは、成田の受験生は後期は身動きが取れなくなりそうです。
