東葉高校(旧 船橋学園女子高校)は、2005年の入学者(現中3生)より共学化することになりました。
そのこと自体は、男子校・女子校が共学化する流れのひとつですから、特に注目に値することではありませんが、市川高校も2006年から共学化することとあわせて、若干複雑な気持ちでいます。
船橋学園女子高校は「船女」と呼ばれ親しまれて(?)いました、(船橋駅からぞろぞろ歩くおねーちゃんたちが、少年の頃の印象に残っています。)’96年に船橋市内の飯山満に移転すると同時に東葉高校と名を変え、さらに共学校になろうとしているわけですが、船橋学園と市川学園が姉弟校(変な書き方ですが)だということをご存知でしょうか。
この2校は理事長が同一人物で、かつては校長も同じでした。ともに「第三教育」を看板に掲げていても、男子の市川学園、女子の船橋学園、とでは男女それぞれに求められるものの違いにより、教育内容も異なってきていたと、個人的には解釈していました。
ところが、市川学園が2003年に中学校から共学化することになり、今また船橋学園も共学化することで、2校の目標とするものは当然変わってくるでしょう。市川学園は「進学校としての地位をいっそう高めること」になるのでしょうが、船橋学園はどうなのでしょうか?現在は県内で最も入りやすいレベルにある同校ですが、男子が入ってくることで大学進学についても配慮していくことになるのでしょう。
東葉高校が共学化をきっかけに大化けするのか、それともただ共学化で終わるのか、地元民としては少し気になるのです。