さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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523.私立後期選抜結果その1

こんにちは、さくらです。
7日で県内私立後期選抜が終了しました。
ホームページに試験結果が掲載されている学校についてまとめておきます。

市川 (後期定員30名 昨年は35名)

 受験者304名  合格者50名  倍率6.08倍  (昨年は合格者65名、倍率5.08倍)

市川は後期から前期に定員を5名移したこともあり、前期は合格者を51名増やしました。
後期は合格者を減らすだろうと考えていましたが、やはり15名減らし6倍を超える厳しい入試になっています。


昭和学院秀英 (20名)

 受験者314名  合格者82名  倍率3.83倍  (昨年は105名、2.73倍)

前期は定員減にもかかわらず前年とほぼ同数の合格者を出し、2倍台の緩やかな入試になった昭和秀英ですが、
後期は合格者を23名減らし、3倍台後半の後期らしい倍率になりました。

 

専修大学松戸 (20名)

 受験者130名  合格者30名  倍率4.33倍  (昨年は25名、5.32倍)

専大松戸は今年は若干合格者を増やしましたが、5倍が4倍になっても厳しい入試には変わりありません。

 

私立後期で思うような結果が得られなかった人もいると思いますが、
後期は「そんなものだ」と思って、12日の公立前期に向けて気持ちを切り替えましょう。

 

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522.本当の倍率

こんにちは、さくらです。
新聞に載っていた前期選抜の倍率を見た人も多いと思います。
(新聞より先にこのコラムで見たかもしれませんね)
3.29倍とか、3.19倍とか、「ずいぶん倍率が高いな」と思いませんでしたか。

現在の公立高校・普通科の入試は定員を2つに分けて2回の選抜を行っています。
入試が複数回行われると「のべ受験者数」が増えてしまうため、各回の試験における倍率は高くなってしまいます。
(試験が2回あるということは、1人で2回受験できてしまうわけですから)
2倍3倍といった高い倍率は入試が複数回あることによって生じているのです。

もしも、かつてのように入試が1回きりなら倍率はどうなるのでしょうか。
前期選抜の志願者数を総定員で割ることで本当の倍率を出してみました。

県千葉  458名 ÷ 240名 = 1.91倍
船橋  631名 ÷ 320名 = 1.97倍
東葛飾  432名 ÷ 240名 = 1.80倍
千葉東  612名 ÷ 320名 = 1.91倍

佐倉   490名 ÷ 280名 = 1.75倍
薬園台  378名 ÷ 280名 = 1.35倍
市千葉  476名 ÷ 280名 = 1.70倍
小金   560名 ÷ 320名 = 1.75倍

倍率が2倍を上回っている学校は1校もありません。(昨年は県船橋のみ2倍を上回っていました)
上位校の場合、後期選抜では志願者が抜けるのが普通なので、実際の倍率はもう少し下がると考えてよいでしょう。
例えば、昨年の県船橋では前期不合格者471名に対して後期志願者は311名と3分の2に減っています。
後期の受験をやめた人の中には、もし入試が1回のみなら志願しない(挑戦しない)という人も多いはずです。
そう考えると、入試が1回しか行われなければ、上位校の倍率は高くても1.6~1.8倍程度だと思われます。

倍率が2倍を切るということは「不合格者より合格者の方が多い」ということです。
それは その高校の平均点を取れば合格できる ということでもあります。
12日の試験では「みんなができる問題」を落とさないように気をつけましょう。

2回の試験を通して見ればこの程度の倍率です。
入試が2回あることによる見かけの倍率に惑わされることなく、落ち着いて入試に臨んでください。

 

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521.公立前期選抜志願状況

こんにちは、さくらです。
1日と4日に願書受付をした公立前期選抜の志願状況が発表されています。
さっそく上位校(普通科)の志願者数と志願倍率を見てみましょう。

(  )内は(昨年比増減、昨年、一昨年)の数字です。
県千葉  458名 (+26名、432名、474名)   3.18倍 (3.00倍、3.29倍)
船橋  631名 (-41名、672名、653名)   3.29倍 (3.50倍、3.40倍)
東葛飾  432名 (-158名、590名、487名)   3.00倍 (3.07倍、2.54倍)
千葉東  612名 (-89名、701名、618名)   3.19倍 (3.25倍、2.86倍)

佐倉    490名 (+37名、453名、467名)  2.92倍 (2.70倍、2.78倍)
薬園台   378名 (+25名、353名、451名)  2.25倍 (2.10倍、2.68倍)
市千葉   476名 (+62名、414名、478名)  2.83倍 (2.46倍、2.85倍)
小金    560名 (+16名、544名、567名)  2.92倍 (2.83倍、2.95倍)

1番手校は4校すべてで志願倍率が3倍を超えましたが、県千葉をのぞいて志願者は減っています。
船橋は毎年の高倍率で敬遠されたのか、志望調査から170名も減らして志願率も80%を切りました。
それでも普通科最高倍率です。(ちなみに専門学科最高も県船橋・理数で4.46倍です)
東葛飾は志望調査からわずか3名しか減らず、ジャスト3倍ですが当日欠席で実質倍率は3倍を切るでしょう。
千葉東は学級減なのに志望調査で志望者が多かったせいか調査から92名も減らしました、それでも普通科2位の高倍率です。

おおむね志願者減の1番手校に対して、2番手校は全校で志願者を増やしています。
昨年に続き志願者低迷が予想された薬園台は、志望調査から16名減(志願率96%)と受験生が踏みとどまった形です。
小金は調査から100名減で3倍は超えませんでしたが、もはや完全に県柏を抜き去ったといってよいですね。
(そう思って2番手校の中に入れてしまいました)

「518.公立高校進路志望調査を読む」の中の2019年の志願率などの数値を更新しました。
こちらも合わせてご覧いただくと参考になるかと思います。(いかに倍率予測が難しいかわかります)

公立前期選抜まで残り1週間です。
受験生の皆さんは倍率など気にすることなく、最後の最後まで合格に向け努力を続けてください。

  

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520.私立後期志願状況

こんにちは、さくらです。
昨日の新聞に私立後期選抜の志願状況が掲載されました。
が、県が調査した29日17時の時点で願書受付を終了していない学校も多くなっています。
(29校中23校が受付を終了していないって、その調査おかしくないですか)

 

 昭和学院秀英 (20名)

 後期 317名  (昨年は290名)

昭和秀英は同校ホームページで確定した数字が確認できています。
前期不合格者が昨年より37名減っているにもかかわらず、後期志願者は27名増えています。
昨年、後期合格者が増えた(85名→105名)のが好感されたのでしょうか。

昨年並みの合格者を出すのなら倍率はほぼ3倍程度になりそうですが、後期の合格者数は動くので過去のデータはあてになりません。


日本大学習志野 (20名 昨年は40名)

 後期 135名  (昨年は297名)

日大習志野もホームページで確認できました。
前期に続いて、後期も昨年の半分以下(55%減)の大幅な志願者減になっています。
前期不合格者が昨年の827名から310名に減っていて(63%減)、定員も半減していることを考えれば「よくこの程度で済んだな」ともいえます。
(日習の後期は「2年続けて定員ちょうどしか合格を出していない」こともわかっているのですから)
日大習志野高校はこういう状況の中で、後期まで受験しに来てくれる生徒に感謝しなくてはいけませんね。


専修大学松戸 (20名)

 後期 172名  (昨年は191名)

専大松戸は県の調査段階で確定しています。
前期と同時出願の生徒がいるので、実際の受験者数はさらに減るはずです(昨年は133名)。
ここの後期も日習と同様に合格者をあまり出さないので(昨年は25名)、倍率的には厳しい入試になるでしょう。


市川 (30名 昨年は35名)

 後期 298名  (昨年は335名)

調査時点(29日)では受付は終了していません、ネットでの登録が31日までなので若干増える可能性があります。
市川は今年、定員を後期から前期に5名移し、前期は合格者を1割ほど(ほぼ定員増加分と同じ比率)増やしました。
当然、後期は合格者を15%程度減らしてくることが考えられます。
まあ実際には、ふたを開けてみるまでまったくわからないのが後期選抜ってやつですが。

 

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519.私立前期選抜結果その5

こんにちは、さくらです。
今更ですが昭和秀英のホームページに入試結果が掲載されました。

昭和学院秀英  (前期 43名 昨年は85名)

 受験者1353名  合格者585名  倍率2.31倍

 (昨年は 受験者1391名 合格者586名 倍率2.37倍)


臨時定員増がなくなってどうなるかと思われた昭和秀英ですが、昨年とほぼ同じ数の合格者を出しました。
受験者が微減だったので、倍率も微減となっています。
しかし、私立校の定員とはいったい何なのでしょうね。

 

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