こんにちは、さくらです。
公立各高校のホームページに「令和3年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法」が掲載されています。
先日発表された実施要項では、
学力検査500点+内申135点×K+(加点)+学校設定検査の得点 で総合得点を計算すること。
Kの値は千葉・船橋・東葛飾・千葉東・佐倉・小金が0.5、薬園台・市千葉が1であること。
調査書の加点は最大50点、学校設定検査は10点~100点に設定することも発表になっています。
ただ、学校設定検査の得点と調査書の加点については、各高校ごとの設定ということで発表されませんでした。
今回、各高校ホームページに掲載されている「令和3年度 一般入学者選抜の選抜・評価方法」では、学校設定検査の得点と調査書の加点についても発表され、各高校の配点が明らかになっています。
公立1・2番手校の配点は以下のとおりです。
下の( )は令和2年度前期選抜の配点です。(算式1は煩雑になるので省略)
県千葉 試験500点+内申67.5点+作文10点=577.5点満点
(試500+作文5=505点)
県船橋 試験500点+内申67.5点+作文10点=577.5点満点
(試500+内67.5+面接10=577.5点)
東葛飾 試験500点+内申67.5点+作文60点=627.5点満点
(試500+内67.5+作60=627.5点)
千葉東 試験500点+内申67.5点+作文10点=577.5点満点
(試500+内54+作10=564点)
佐倉 試験500点+内申67.5点+面接30点=597.5点満点
(試500+内135+面接30=665点)
薬園台 試験500点+内申135点+加点10点+面接10点=655点満点
(試500+内135+加10+面10=655点)
市千葉 試験500点+内申135点+加点15点+小論文10点=660点満点
(試500+内135+加15+小10=660点)
小金 試験500点+内申67.5点+作文10点=577.5点満点
(試500+内135+作10=645点)
県千葉・県船橋・千葉東が見事に横並びです。
わずか5点の配点だった県千葉の作文は10点になっています。(3点だった船橋東の面接も10点になりました)
東葛飾の作文は変わらず60点、佐倉の面接も変わらず30点です。
昨年まで実質4点満点だった千葉東の作文は細かい配点が非公表になっています。(きっと中身は同じなのでしょうけど)
県千葉・県船橋・千葉東と完全にそろえてきている小金のやる気が少し恐いです。
やはりK=0.5と勝負に出た検見川は、試500+内67.5+加25+面10=602.5点満点で加点25点が残念です。
市千葉をぶち抜いて千葉東に迫るつもりなのか・・・と思われましたが、そこまで強気には出られなかったようです。
(こういうのはハッタリなので中途半端だと失敗するんですけどね、やるならやるで徹底してアピールしないと)
これで、2021年公立新入試もすべて明らかになりました。
やっぱり上位校入試では学力試験が1番大切だということです。
中3生は学校の勉強にとらわれすぎることなく、計画的に受験勉強を進めて実力を蓄えていきましょう。