長い1週間が過ぎ、発表の日がやって来ました。
合格を手にされた方、おめでとうございます。
残念ながら、合格を手にできなかった方は、本意でない高校に進学することになると思います。
しかし、大切なことは「どこの高校に入るか」よりも、「進学した高校で何をするか」です。
志望していた高校でできるはずのことが、進学する高校でできないはずはありません。
どこの高校に進学しても、「あなたの価値や可能性」に変わりはないのです。
高校入学はゴールではありません。
折り返し地点で何人かに抜かれたとしても、レースの後半で抜き返せばいいのです。
胸を張って入学して、次の目標に向けて頑張ってください。
後期選抜までの長く厳しい受験生活を経験された人は、私立単願で1月半ばに入試を終えた人の、何倍も何十倍も貴重な経験をされたと思います。
これからの長い人生、成功ばかりが待っているわけではありません。
先の見えない時代ですから、むしろ、壁にぶつかり悩むことのほうが多いかもしれません。
そんなとき、人生最初の関門である高校受験での苦しかった経験が、あなたの人生選択に何らかのヒントを与えてくれるのではないかと思います。
最後に、みなさんにお願いがあります。
高校受験の締めくくりに、ぜひ得点開示に行ってみてください。
自分が何点で合格または不合格だったのか知っておくことは、高校でのモチベーションにもつながると思います。
そして、差し支えなければ、今後の受験生のために得点と内申点を教えていただけませんでしょうか。
今年から始まった前期選抜・後期選抜という選抜方法は、とても合格ラインの読みにくい入試になりました。
特に後期選抜では、昨年までのデータは全くあてにならなかったといってよいと思います。
(実際には「あてになるのか、ならないのか」が、わからなかったというのが本当のところです。)
教えてもよいという方は、
1.調査書の「教科の学習の記録」の「全学年の計」の「合計」(9教科の3年間合計)
2.調査書の「中学校評定合計平均値」(この数値によって、加点または減点されますので)
3.前期選抜で受験した「高校名」(普通科以外は学科名も)と「合否」
4.前期選抜の総合得点(5科合計)
前期選抜で合格された方はここまでをお願いいたします。
後期選抜を受験された方は、
5.後期選抜で受験した「高校名」(普通科以外は学科名も)と「合否」
6.後期選抜の総合得点(5科合計)
以上をコメント欄に書き込み願います。
(コメントの書き込みに際しては、必要以上の個人情報を提供しないために、メールアドレスやURLは入れないでください。)
非公開にしたい場合は「さくら談話室」にコメントをいただけると、非公開の設定ができます。
(メールで寄せていただくことも考えたのですが、メールだと私にアドレスを知られてしまいますので、コメント欄にお願いいたします。)
くれぐれも、上記1〜6以外の、「氏名」(ハンドルネームはOKです)や「中学校名」など、必要以上の個人情報を記載しないようお願いいたします。
(これは、さくら談話室にコメントいただく場合も同様です。)
今まで何度か書き込みしていただいている方は、特定されないようハンドルネームを変えていただいてかまいません。
2・3週間して、ある程度の数が集まりましたら、整理して「進学コラム」に掲載したいと思います。
情報を教えてもよいという方、ぜひよろしくお願いいたします。
県教育委員会の文書「調査書並びに前期選抜及び後期選抜の学力検査等の結果の口頭開示」の一部を載せておきます。
1 開示場所
受検した高等学校
(前期と後期で別の高校を受験した場合は、前期と後期、それぞれの高校で得点の開示をすることになります。)
2 開示方法
調査書・・・閲覧及び写しの交付(複写機による。1枚10円)
前期選抜の学力検査の総合得点及び教科別得点、並びに後期選抜の学力検査の総合得点及び教科別得点・・・閲覧
3 開示期間
各入学者選抜の入学許可候補者発表日の翌日から1か月間(土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法律に規定する休日は除く。)
平成23年3月9日(水)から4月8日(金)まで
4 開示時間
全日制の課程及び通信制の課程
午前9時から午後4時30分まで
5 開示請求の方法及び実施
請求者が「口頭開示処理表」に必要事項を記入する。
また、請求者が調査書の写しを請求する場合は、「写し等の交付申請書」に必要事項を記入し、提出する。
高等学校の校長は、受検票等により、請求者が受検した本人であることを確認した後、開示を行う。
受験生本人が行く場合は、受験票に加えて、中学校の生徒手帳を持っていくと安心でしょう。
また、保護者の場合は、「保護者であることを証明するもの」が必要になります。(具体的には高校に問い合わせてみて下さい)
合格者説明会のついでに開示してもよいのですが、考えることは皆同じなので、かなり待たされることを覚悟した方がよいかもしれません。
時間のあるときに(卒業式が終われば本人は暇でしょうから)、本人に行ってもらうのがよいと思います。(1か月間しかないので注意)
受験生と保護者の皆さん、長い間お疲れ様でした。
また、次の目標に向けて頑張りましょう。
このたび、灰色の受験生ライフを明るいものにするブログ 「さくら受験生ライフ」 をスタートさせました。
とは言っても、新受験生はまだ2年生ですので、3月中は旧受験生(新高校生)に向けた情報発信をしたいと思います。
第2回「高校の予習をしておこう」では、下にある「チャート式」の使い方を紹介していますので、ぜひご覧になってください。
進学先が決まったら、受験勉強の熱が冷めてしまわないうちに、次にむけて走りはじめましょう。
高1で絶対に落とせない科目は「数学」です。
数学は1度わからなくなると取り戻すのが困難で、落ちこぼれると国公立大への道が絶たれてしまいます。
入学までに、できる限り先取りしておきましょう。
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