昨日から私立後期選抜がスタートし、今日には結果が出始めています。
今日は市川、専大松戸、芝浦工大柏で発表がありました。
・市川 (後期定員35名)
受験者381名 合格者163名 倍率2.34倍 (昨年は3.39倍)
志願者が大幅に減った市川ですが、合格者は昨年(158名)並みに出しました。
その結果、倍率はかなり下がりました。
2.34倍は後期選抜が始まって以来、最も低い数字です。(今までは、08年の2.43倍が最低でした)
前期が3.03倍でしたから、前期で優秀な層が抜けていることを考えると、今年の後期はかなりの「ねらい目」だったといってよいかもしれません。
明日は、市川同様に志願者大幅減の東邦の発表があります。
東邦は昨年合格者を絞り倍率大幅アップだったので、下がるのは間違いないと思いますが、果たしてどの程度の数字になっているでしょうか。
・専修大学松戸 (後期30名) ※2月8日追記
受験者254名 合格者42名 倍率6.05倍 (昨年は3.71倍)
さすがは専大松戸、またやってくれましたね。
一昨年の7.85倍まではいかなかったものの、この倍率は受験してくれた生徒に失礼でしょう。
やっぱり、専大松戸の後期は二次募集と考えましょう。
・芝浦工業大学柏 (後期15名)
受験者54名 合格者24名 倍率2.25倍 (昨年は1.55倍)
ここは毎年、後期の欠席者が多く、昨年は273名、今年は195名でした。(前・後期同時出願者が多いためらしいです)
結果的に、受験者は昨年の45名を若干上回る54名でしたが、定員が半分になっているため合格者は若干減り、上位校らしい倍率になりました。
定員15名ですから、ここは公認の「二次募集」です。
今年から前期選抜を2日間にして、定員も大幅に前期寄りに変えた芝浦工大柏は、昨年の前期1.16倍、後期1.55倍から、今年は前期1.83倍、後期2.25倍と一応の成功を収めたといってよいでしょう。
専大松戸と競い合いながら、「私立2番手校」の実力を高めていって欲しいと思います。
明日は東邦、昭和秀英の発表があります。
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