さくら進学クリニック 『進学コラム』

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進学コラム211「後期選抜志願状況その2」

今朝の新聞に県内私立高校後期選抜の志願状況が掲載されました。
前回取り上げられなかった上位校の志願状況を見ていきましょう。


渋谷教育学園幕張 (定員 30名、昨年は40名)

360名 (昨年は460名)


渋谷幕張は前期が合格者増だったせいか、志願者は昨年比−100名と22%ほど減少しました。


私立1番手校4校の後期選抜志願者数を、昨年比で見てみると


渋谷幕張 −100名
市川    −162名
東邦    −96名
昭和秀英 −75名


と、4校すべてで減少しており、4校の合計では433名も減っています。
前期選抜の合格者は4校合計で95名減っていますから、前期で合格を確保した人数が減ったにもかかわらず、後期には出願していないという状況が見て取れます。


これは、公立志望の上位生が「県千葉の定員減」と「公立前期選抜の定員増」とで「安全志向」に走りやすい状態にあること。
以前、この「進学コラム」でも書いたように、私立後期を受験すると、公立前期に向けた勉強が「1週間〜10日程度」しか確保できないのに対し、私立後期を受けなければ「1か月近く」確保できること。
この2点から「なんとか前期で公立に合格する」ために、私立後期を捨てても「公立に向けた準備を万全にしておきたい」という生徒が多かったからではないでしょうか。


私立後期の話が、公立の話になってしまいますが、
そうなると、公立御三家クラスの高校では「周到な準備をした受験生」によるハイレベルな戦いになってしまいそうです。
「安全志向」から自信のない層は志望を下げてくることも予想されますから、倍率はさほど高くなくなる可能性がありますが、とても安心などできない、ミスの許されない入試になるのではないでしょうか。


専修大学松戸 (30名、昨年と変わらず)


330名 (昨年は229名)


一昨年の408名から、昨年は229名と大幅減だった専大松戸は、今年は+101名の大幅増になっています。
専大松戸の後期選抜は、合格者を大きく減らすことがあり2次募集に近いイメージです。
受験生は心して臨みましょう。


日本大学習志野 (70名、昨年と変わらず)


439名 (昨年は418名)


成田との重複がなくなった日大習志野ですが、+21名とほぼ昨年並みになりました。
日大習志野も前期に比べると、後期は倍率が高くなる学校ですので、受験生は気合いを入れて臨んで下さい。


後期選抜は明日からです。
受験生は志願者の増減など気にせず、実力を十二分に発揮してきて下さい。



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