千葉県教育委員会のホームページに、「平成23年度千葉県公立高等学校入学者選抜実施要項について」が掲載されています。
6月に掲載されたものを「概要」とするなら、9月のこれは「詳細」です。
これを見てもらえれば、公立高入試の仕組みはほぼ理解できると思います。(ただし、書かれ方が「お役所的」なので、読むのに疲れますが)
さらに、提出書類(志願理由書や確約書など)の様式や、中学校の先生向けの文書(調査書作成上の注意や調査書の様式など)も掲載されていますので、一見の価値はあるでしょう。
また、入試制度が変わったこともあり、実施要項の中身もリニューアルされています。
受験生に直接関係がありそうなところをあげてみると、
昨年までの特色化選抜では「入学許可候補者の内定に当たっては、予定人員を守るよう努める。」となっていたものが、今年の前期選抜では「入学許可候補者の内定に当たっては、予定人員を超えてはならないものとする。」になっています。
要項に「超えてはならない」と書いてある以上、定員を1人でも超えて合格者を出すことはないのでしょう。(本当かな?)
また、「各高等学校の前期選抜の選抜・評価方法(予定)は、各高等学校のWebページにおいて公表する。公表する時期は、別に定める。」とあるので、確実に公表されるようです。
(昨年までは、要項にはっきりと「公表する」とは書いていませんでした。)
実施要項は「見ておかないと不利になる」というようなものではありません。
受験生本人は、こんなものを見ているヒマがあったら勉強しましょう。
むしろ、受験に積極的な保護者の方にご覧いただきたいです。
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