千葉県私立中学高等学校協会のホームページに、「平成23年度入学者選抜試験日程一覧について」が掲載されました。
ここのホームページは、私立入試日程の一覧表を手に入れることができるので、毎年重宝させてもらっています。(受験生にもおすすめです)
これで、まだ学校のホームページに掲載されていなかった、芝浦工大柏と成田が正式に判明しました。
「芝浦工業大学柏」
・前期 1月18・19日(2・3日目、昨年は3日目) 一般入試 105名(第一志望含む)(昨年は約90名)
・後期 2月5日(1日目、昨年は3日目) 一般入試 約15名(昨年は約30名)
動くと思われていた芝浦工大柏は、やはり大きく動いてきました。
前期は2日間入試になり、後期も3日目から1日目に移動しました。
定員も前期に大きくシフトし、後期は「ほぼ2次募集」と言ってよいでしょう。
まるで、ライバルである専大松戸を見ているようです。
この変更が学校にとって「吉と出るのか凶と出るのか」注目したいと思います。
常磐線沿線の受験生にとっては、専松か芝柏か悩みどころが増えた感じです。(特に18日)
「成田」
・前期 1月17日(1日目) 推薦入試(単願) 90名
・後期 2月5日(1日目、昨年は3日目) 一般入試 110名
成田は2011年も前期は単願のみ、併願は後期のみです。
しかし、後期は2年続けての低倍率が効いたのか、3日目から1日目に動いてきました。
これにより佐倉の受験生は、私立高選択が楽になったでしょう。
佐倉受験生の場合、次善校は日大習志野か成田というパターンが多いのですが、前期は日習しか入試がないので、多くの受験生が日習を受験します。
佐倉受験生が日習前期に不合格になることはそう多くあるわけではありませんが、不合格だった場合、日習の後期は無料で受けられるかわりに、倍率が跳ね上がります。
後期の日習と成田は共に3日目で重複していたため、無料で受けられるが難易度の高い日習にするか、倍率の落ち着いている成田にするか悩みどころだったわけです。
ところが、今年は両方受験できますから悩まずにすみます。
しかし、悩まずにすむということは成田の受験生が増えるということですから、一昨年・昨年と続いた低倍率(一昨年は1.34倍、昨年は1.53倍)には、今年はならない可能性が高そうです。
成田を併願する受験生は、心しておいたほうがよいでしょう。
これで、私立高入試日程が確定しましたのでまとめておきます。(併願のみです)
「前期選抜」
1月17日 市川・専大松戸・千葉日大一・日出学園・千葉英和
1月18日 東邦・昭和秀英・専大松戸・芝浦工大柏・国府台女子・八千代松陰(第1回)
1月19日 渋谷幕張・芝浦工大柏・日大習志野
1月20日 八千代松陰(第2回)
「後期選抜」
2月5日 市川・専大松戸・芝浦工大柏・成田・八千代松陰・千葉英和
2月6日 東邦・昭和秀英・国府台女子・千葉日大一
2月7日 渋谷幕張・日大習志野
後期1日目がもの凄いことになっています。
安全校の松陰・英和あたりは受験生が来ないのではないでしょうか。(もっとも学校側は、そのほうが有り難いのでしょうけど)
前期・後期ともに、専大松戸と芝浦工大柏の激突が見物です。(不謹慎な言い方でスミマセン)
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