千葉県教育委員会のホームページに「平成23年度千葉県公立高等学校「前期選抜」「後期選抜」「海外帰国生徒の特別入学者選抜」及び通信制の課程の「一期入学者選抜」の検査の内容等について」が掲載されました。
「いよいよ来た!」という感じです。
前期選抜の選抜枠は、全日制普通科の全校で「上限の60%」です。
驚いたのは、前期選抜2日目の検査内容です。
上位校で、学校独自問題を実施するのは千葉東のみ。
県千葉も県船橋も東葛飾も、学力試験は県作成の「共通問題のみ」ということです。
公立御三家の2日目の検査は、県千葉・東葛飾が作文、県船橋は面接ですから、実質的には「共通問題+内申」で合否が決まるということでしょう。
昨年までの特色化選抜に比べると、選抜方法の透明性が増した感じがします。
また、「一般入試の対策をしながら、独自問題の対策もしなくてはならない」といった負担感はなくなりますから、受験生にとっては朗報でしょう。
ただし、「独自問題(難度の高い問題)一発勝負」(もちろん内申はありますが)だったものが、「ミスが命取りの入試」に戻りますから、確実な知識の積み上げが必要になってきます。
「しっかり勉強してきたかどうか」が勝負の分かれ目になるはずですから、覚悟して勉強を頑張りましょう。
詳しいことは、近いうちにまとめたいと思います。
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