今日は日大習志野で発表がありました。
受験者393名 合格者142名 倍率2.77倍 (昨年は2.51倍)
前期では、上位校で唯一、合格者を減らしていた日大習志野ですが、後期も引き続き37名減になっています。
その結果、倍率は若干上がりました。
前期の1.60倍よりも1ポイント以上高く、やはり前期と後期は別物という印象です。
ところで、今日までで前期・後期入試の結果が出そろいましたが(成田は併願は後期だけですから)、2010年入試の傾向として「前期は合格者増」「後期は合格者減」だったように思います。
昨年の合格者数との増減を学校別にまとめてみると、
渋谷幕張 前期 +50名 後期 −3名 合計 +47名
市川 前期 +30名 後期 −18名 合計 +12名
東邦 前期 +37名 後期 −61名 合計 −24名
昭和秀英 前期 +193名 後期 −35名 合計 +158名
専大松戸 前期 +138名 後期 +6名 合計 +144名
芝浦工大柏 前期 +48名 後期 −31名 合計 +17名
日大習志野 前期 −32名 後期 −37名 合計 −69名
明らかに「前期増」「後期減」の傾向が読み取れると思います。
「前期・後期」4年目にして、私立高校は露骨な「青田買い」に走ったということでしょうか。
来年から公立校入試が少し遅くなりますから、私立高入試の日程も遅くなる可能性があると思いますが、この傾向が続くようでは後期選抜の存在意義が問われることになりそうです。
前期・後期の合計では、大幅増の学校もあれば、微増・微減の学校もあり、各校まちまちになっています。
明日は成田の発表があり、明後日には特色化選抜の倍率が出ます。
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