公立高校各校のホームページで「平成22年度千葉県公立高等学校入学者選抜における「特色ある入学者選抜」及び「学力検査等による入学者選抜」の選抜・評価方法(予定)」が掲載され始めています。
(11月26日現在、上位校では県千葉・千葉東・佐倉で掲載されているのを確認しています。)
特色化選抜も今度で最後ということもあり、選抜・評価方法が大きく変更されていることはないと思いますが、受験生は見ておいたほうがよいでしょう。
県教委のホームページでは少し前に、「第3回千葉県公立高等学校入学者選抜方法等改善協議会(10月22日開催)」の配付資料として、平成23年度以降の入学者選抜方法等について協議されている内容が掲載されました。
平成23年度入試では後期選抜の日程を前倒しすることが協議されているようです。
当初の案では、検査日(試験日)は3月3日となっていましたが、2日前倒して3月1日にする案と、1日前倒して3月2日にする案が掲載されています。
協議では、合格発表までに期間が長すぎる(当初の案では3日検査、9日発表)という意見も出たようです。
私立高入試では、発表は試験の翌日か翌々日が普通であることを考えれば、当然とも思えます。
(ただし、公立高入試では後日、結果が開示できるので、間違いのないよう慎重に選抜をしたいということはあるでしょう。)
前期選抜では「調査書の評定の扱いで算式1を使用する」とありますから、全校で算式1を使うことになるようです。
(現在の特色化選抜では、学校ごとに使用するかしないかを選択することになっています。)
また、各高校が発表する「志願用件」が「期待する生徒像」に名称変更され(笑!)、志願理由書は志願理由欄と自己アピール欄に分かれる形で書かせるようです。
個人的には、志願理由書は受験生の負担を大きくするだけなので(それでいて、合否にはほとんど関係ないと思われる)廃止して欲しかったのですが、県教委としては前期選抜は「推薦入試の流れをくむ」イメージにこだわったのでしょうか。
後期選抜では「算式1・2を継続して使用し、Kの値は1以上の数値とする」「現行制度のA組・B組の判定の仕組みを継続する」とありますから、後期の選抜方法は現在の一般入試と同じと考えてよいようです。
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