県内私立高校の募集要項が出そろいました。
上位校の日程(併願のみ)をまとめるとともに、変更点をチェックしてみたいと思います。(定員は学校により第一志望なども含みます。)
「前期選抜」 前期選抜は、学校によって単願や第一志望の制度があります。
1月16日(土)
・市川(定員35名)
・専修大松戸(定員192名、E類・A類込み)一昨年・昨年と続けて定員配分を動かしましたが、今年は変更なしです。
・千葉日大一(定員120名、自己推薦(単願)含む)今年から前期に一般入試を加えました。
・千葉英和(定員230名、第一志望含む)昨年までは前期は「推薦入試」(中学校長の推薦状が必要=入試相談が必須)でしたが、今年から「一般入試」になっています。(つまり、フリー受験ができるということでしょう。)
1月17日(日)
・東邦大付属東邦(定員50名、専願含む)
・昭和学院秀英(定員100名、第一志望含む)県からの要請により、定員が昨年の50名から倍増になっています。
・専修大松戸(定員192名、E類・A類込み)ここは前期2回+後期の、最大3回まで受験ができます。
・国府台女子学院(普通科・定員40名)昨年の30名から10名増になっています。
・日出学園(定員30名、第一志望含む)昨年の20名から10名増になっています。ここは後期入試がありません。
1月18日(月)
・渋谷教育学園幕張(定員30名、特別活動等を含む)
・芝浦工業大柏(定員90名、第一志望含む)昨年は18日から19日に1日下がりましたが、今年は再び18日に戻っています。
1月19日(火)
・日大習志野(定員170名)一昨年までは17日に、昨年は16日に入試を行っていましたが、今年は19日に移動してきました。
第一志望(前期A入試)の定員が、県からの要請で30名増えていますが、一般入試(前期B入試と後期)の定員は変わっていません。
・八千代松陰(定員360名、第一志望含む)昨年、18日から19日に移動し、今年も19日です。定員が10名増になっています。
「後期選抜」 後期選抜は、すべて一般入試(併願)です。
1月27日(水)
・市川(定員35名)
・専修大松戸(定員30名)
・千葉英和(定員90名)
1月28日(木)
・東邦大付属東邦(定員30名)
・昭和学院秀英(定員40名)後期は10名の増員にとどまっています。
・国府台女子学院(普通科・定員10名)3年ぶりに27日から28日に戻りました。英語科は後期入試を行いません。
1月29日(金)
・渋谷教育学園幕張(定員20名)
・芝浦工業大柏(定員30名)後期も1日早まっています。
・日大習志野(定員70名)
・成田(定員110名)ここは併願の入試は後期のみです。
・八千代松陰(定員50名)
1月30日(土)
・千葉日大一(定員30名)前期も一般入試を実施するようになったため、後期の定員は40名減になっています。
前期では、昭和秀英の大幅定員増で、受験生がどう動くのかが注目されます。
秀英は倍率低下→易化は確実でしょうが、それを狙って東邦から受験生が流れると、東邦も易化する可能性があります。
また、日大習志野と八千代松陰の重複も影響大でしょう。
日大習志野の前期B入試は、例年1.5倍前後と上位校の中では低い倍率になっています。
日大習志野より八千代松陰を選ぶ受験生が多かった場合、1倍台前半の倍率になってしまう可能性があります。
当然、難易度は低下すると思われます。(前期A入試も定員増で、ほぼ全入になってしまうかもしれませんから、正直、日大習志野は大変だと思います。)
さらに、前期で日大習志野を受けられなくなった受験生が、隣の千葉日大一に流れて、思わぬ志願者増になるかもしれません。
(個人的には、隣同士で同じ日大系列ですが、両校のカラーは全く違うのでお薦めはできませんが。)
後期は定員の少ない学校が多く、二次募集的な色彩が強くなっています。
併願作戦は前期中心で考えましょう。
ただし、どうしても合格が欲しい学校は「前期がだめでも後期で」という姿勢は大切です。
また、入試相談がある学校(八千代松陰や千葉英和など)は、前期で受けても後期で受けても同様に合格が約束されるので、上手く使ってください。
近いうちに併願パターンも考えてみたいと思います。
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