八千代松陰高校の募集要項を見て、「うーん」と、うなってしまいました。
「八千代松陰」
・前期 1月19日(4日目)一般入試 360名
・後期 1月29日(3日目)一般入試 50名(前期・後期ともIGSコース含む)
前期選抜は日大習志野と、後期選抜は日大習志野・成田と重複します。(後期の重複は、昨年も同様でしたが)
昨年、前期選抜を18日から19日に変更したのは、18日が日曜日になるからで、今年は戻るものだと思っていました。(実際、同様に変更した芝浦工大柏は18日に戻しています。)
例年、前期選抜で、日大習志野と八千代松陰を併願する受験生は非常に多いと思われます。
両校共に2000名を集める大規模入試だけに、学校側にとっては痛み分けになる可能性が高いでしょう。
受験生にとっては、併願パターンが大きく変わってくることになります。
八千代松陰といえば、公立上位校受験生の「安全校」の定番です。
さくら進学クリニックでも、例年、県船橋・佐倉(公立1番手・2番手校)レベルが第一志望なら、「次善校」に日大習志野、「安全校」に八千代松陰を、推奨パターンと言っていました。
「次善校」を日大習志野にするのなら、前期が不合格だった場合、後期も受験したい(または、後期は成田を受けたい)ので、八千代松陰を押さえるのは難しくなります。
総武・京成線沿線だと、八千代松陰が使えないと、隣の千葉英和が候補になるでしょう。
千葉英和は前期・後期とも1日目なので、主に重複するのは市川のみで、最上位の受験生をのぞくと影響は少なそうです。
ただ、大学実績を見ると、八千代松陰と千葉英和は明らかな差があるので悩むところです。
併願パターンは、ゆっくり考えてみる必要がありますね。
私立高校の入試日程も出そろったので(私学協会のホームページに一覧表があります)、近いうちにまとめたいと思います。
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