昨日で一般入試の願書が締め切られ、倍率が発表になりました。
上位校をまとめると、次のようです。
学校名 定員 志願者 倍率 （昨年のこの時点での志願者と倍率）
県千葉 １７４ ３４７ １．９９倍（３０９ １．７５倍）
県船橋 １３９ ３４８ ２．５０倍（３３７ ２．３１倍）
東葛飾 １６６ ３１２ １．８８倍（３３５ ２．０１倍）
千葉東 １５３ ２８５ １．８６倍（２６１ １．７１倍）
佐倉 １５５ ３１３ ２．０２倍（３４７ ２．２７倍）
薬園台 １３３ ２７７ ２．０８倍（２６２ １．９６倍）
県柏 １４０ １８７ １．３４倍（３１２ １．９０倍）
最高倍率は県船橋の２．５０倍でした。
これは一般入試としては、不適切な倍率でしょう。（一昨年には、やはり県船橋の２．７９倍というのもありましたが）
県柏は、一般入試でも上位校としては異例の低倍率です。
特色化選抜の不合格者数（特色化受験者数−内定者数）との比較で、どの程度抜けたのかを見てみると、
学校名 特化不合 志願者 増減（増減率）
県千葉 ４４２ ３４７ −９５（７８．５％）
県船橋 ４０７ ３４８ −５９（８５．５％）
東葛飾 ３３１ ３１２ −１９（９４．３％）
千葉東 ３５１ ２８５ −６６（８１．２％）
佐倉 ３５５ ３１３ −４２（８８．２％）
薬園台 ３０９ ２７７ −３２（８９．６％）
県柏 ２２２ １８７ −３５（８４．２％）
県千葉は例年多く抜けるのですが、今年は１００名を割りました。
結果、昨年より若干倍率が上がってしまいました。
逆に東葛飾は例年抜けが少ない学校です。（昨年はたったの−３名でした）
地理的に動く先がないということなのかもしれません。
佐倉・薬園台も抜けが少なめでした。
もっとも、上には最高倍率の県船橋が、下にも第２位の八千代（２．２５倍）では、動くに動けないのかもしれません。
県船橋では、特色化最高倍率だった理数科が大幅に抜けています。（特化不合６４名、志願４２名、なんと６５．６％に。）
鞍替えした人たちは、どこに移動したのでしょうか。
上位校は県柏を除いて激戦になるでしょう。
「ど忘れ」が命取りになってしまいます、気を引き締めて勉強していきましょう。
他には、幕張総合が特化不合５７７名に対し、志願５９５名と増加しています。
倍率が低めだと見て、八千代あたりから動いてきたのでしょうか。
その八千代ですが、２．２５倍は行き過ぎでしょう。
「どうしても八千代」というのでなければ、船橋東（１．６４倍）幕張総合（１．７０倍）などに動くのも悪くないと思います。
また、国府台が今年も２倍を超えています。（２．０３倍、昨年はこの段階で２．０７倍、最終的には１．７３倍）
公立伝統校の人気が上がっているのは、景気の影響があるのでしょうか。
今日と２３日（月）には志願変更があります。
県教委のホームページでは、今日の分の中間発表をしていますので、気になる方はチェックするとよいでしょう。（２３日の発表はありません、２４日の朝刊を待ちましょう。）
ちなみに、今日（２０日）現在で増減があったのは、県千葉−４、県船橋−３、千葉東−１、佐倉−１、薬園台−３、県柏−１です。
特色化で合格した人は、一足先に高校の数学をかじっておきましょう。
数学に自信のある上位校進学者なら、赤チャートがお薦めです。
数学に自信がないなら、とりあえず黄チャートかな。
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