県教委が募集していた「県立高等学校入学者選抜の改善案(素案)に関する意見募集」について、寄せられた意見とそれに対する県の考え方が、県教委のホームページに掲載されています。
氏名、住所など個人情報を明かす必要があるにもかかわらず、多くの意見が集まったようで、「なぜ複数回の入試をする必要があるのか」など、私と同じ意見の方もいらっしゃいました。
また、「学力低下の原因は入試制度にあるのではなく、小学校からの教育活動にあるのではないか。」「日程が多少変わった程度では、大きな成果は期待できないのではないか。」など、入試制度の改善そのものに疑問を持たれる方(おっしゃられていることは、正論だと思います。)など、かなり突っ込んだ意見も寄せられたようです。
ただ、それに対する県の回答は、「2回の受験機会は、設ける予定です。」「実施時期については、現行の時期より遅らせることを考えています。」と、バッサリ!。
さらに、「ご意見を参考とさせていただき、また、今後も可能な限りご意見をうかがいながら、改善案作成に向けて、さらに検討を加えてまいります。」と、まとめられては、何のための意見募集だったのかと言いたくなります。
結局、現中1生から(以前、勘違いして現小6生と書いてしまいましたが、現中1生からです。)、この「素案」のように制度が変わると考えてよいのでしょう。