昨日から県内私立高後期選抜がスタートし、今日は昨日試験のあった市川、専大松戸で発表がありました。
・市川(定員35名)
前期同様、同校ホームページによると、合格者数は、
172名(受験419名)で、倍率2.44倍ですから、前期の3.87倍を大きく下回りました。
前期結果のところで、「前期の合格者が増えなかったことで、定員増加分は後期に回したとも考えられます。」と書きましたが、その通りになりました。
前期で市川・東邦・渋幕に合格した人は、ほとんど受験していないと思われますから、今年の市川は後期のほうが圧倒的に受かりやすかったと思います。
昨年の超高倍率(23.81倍)に恐れを成してか、志願者は780名から432名と45%も減りましたが、勇気を出して受験した人が幸せになれた感じです。(もちろん、全員が合格したわけではありませんが。)
来年以降も、このくらいの難易度になってくれれば、県船橋受験生には「ありがたい存在」になってくれるのですが。
・専修大松戸(定員50名)
ホームページの発表数を見ると、合格者数はE類・A類合わせて、
214名で、昨年の122名を大幅に上回る合格者を出しています。
専大松戸も市川同様、前期では定員増に見合う合格者を出していなかったので、後期に回したのではと考えていましたが、その通りだったようです。
前期と後期の定員比率が、206名:50名の約4:1で、合格者数は842名:214名と、ほぼ4:1なので、今年は定員配分に見合った合格者を出したといえると思います。
倍率に関しては、新聞では志願者数は1358名となっていましたので、これで単純に倍率を出すと6.35になります。
しかし、ここは3回の入試(前期は16日と17日の2回受けられる)を同時出願でき、受験料は1回で2万円、2回でも3回でも3万円なので、多くの受験生が3回で出願している可能性が高いと思われます。
そのため、1358名がすべて後期を受験したとは考えにくく、学校の発表する受験者数を待たないと、正確な倍率は出せないでしょう。
前期の結果は、発表後すぐにホームページに掲載されましたから、後期の結果も明日には掲載されるのではないかと思います。
前期・後期選抜が始まった昨年は、フタを開けてみれば後期は人数調整みたいな感じで、受験生を落胆させましたが、2年目の今年は、後期でも定員分は合格するんだということが明確になって、後期選抜の意義が見えてきたように思います。(特に昨年の市川と専松はひどかったですから)
明日以降の学校も、期待していいんでしょうか。明日は、昭和秀英の発表があります。