12月1日から、県内私立中学の推薦・第一志望入試が始まりました。
私学関係者にとっては、いよいよ入試シーズン入りという感じでしょう。
推薦・第一志望ということで、上位校は少ないのですが、例年、昭和秀英が12月1日に1回目(第一志望)の入試を行っています。
ここは毎年、高倍率になるので有名なのですが、特に今年は1回から2回(1月22日実施の一般入試)に定員が10名移動し、定員が40名になったため、相当な激戦が予想されていました。
結果は、同校ホームページによると、受験者781名(昨年は632名)に対して、合格者はジャスト40名。倍率は実に19.5倍!!(昨年は12.2倍)。これは、12歳の子供にとって「失礼」な倍率でしょう。
昭和秀英のレベルになれば、もう第一志望の入試などやらなくてもいいように思います。
やっていることは、定員40名を景品に「1回2万円の宝くじ」を売り出しているようなものです。(学校側としてはおいしいんでしょうが。)もはや、教育機関のやることではないように思います。
もっとも、ここ3年で1回入試の定員は60名→50名→40名と10名ずつ減らしてきているので、学校としては、そろそろやめたいと思っているのかもしれません。
不合格になった741名の小6生の、1月の入試での健闘を祈ります。
県立千葉中の願書が11月30日に締め切られました。
確定した入学志願者数は2165名で、受検希望票提出者数2252名より87名減りました。
それでも、27倍の高倍率ですが、昨年の稲毛高附属中の志願者が1633名でしたから、「天下の千葉高」にしては、少ないといえるのかもしれません。
一次試験は今月16日に行われ、発表は25日です。一次では定員の6倍程度まで絞り込むことになっていますが、「男女同数を基本とする。」とのことなので、男女のレベル差はありそうです。