日大習志野の入試結果が1日遅れで、同校ホームページに掲載されています。
国府台女子の結果も合わせて、前期選抜を締めくくりたいと思います。
A入試(第一志望)合格186名(受験195名)1.05倍
B入試(一般)合格1161名(受験1919名)1.65倍
A入試は、「ほとんど合格」と、今までの推薦入試と同様です。
B入試は、昨年の一般入試が合格1069名(受験1724名)1.61倍でしたから、倍率は昨年並みですね。
日習は、前期・後期になっても受験生の味方ということです。
ただ、入試が2回になって定員が減っている(250名→170名)にもかかわらず、合格者が100名ほど増えているのが気になります。
後期の志願者数が読めないので、前期で取れるだけ取っておいたということなのでしょうか。
そうだとしたら、そのぶん後期は「絞ってくる」可能性もあります。
合格者を水増しして出す私立には、「定員」はあって無きがごとしですから、後期に70名あるからといって甘く考えない方が良いのかもしれません。
もっとも受験生にとっては、後期でリベンジと思ってやっていくしかありませんが。
専大松戸も同じような傾向でしたが、学校側としては先が全く見えない入試で、定員割れだけは避けたいと模索しているのかもしれません。
単願 合格24名(受験31名)1.29倍
併願 合格140名(受験170名)1.21倍
定員増と応募者減でどうなるかと思われた国府台女子ですが、レベルを維持するためか、昨年に比べて合格者を絞っています。(昨年は併願で235名合格)
それでも、県内私立上位校の中では、倍率が低いことには変わりありませんから、安心な併願校だったといえるでしょう。
後期もこの程度の倍率なら、前期で日大習志野などに失敗して、自信をなくしている人は、国府台女子に鞍替えするのも良いと思います。後期の願書提出は24・25日ですから、今から検討しても、十分間に合います。
ただ、前期で絞ったわけですから、後期も絞るかもしれませんが。(前期で絞ったぶん、後期で取らないとという考えもできますけど。)
ちなみに英語科は単願・併願とも全員合格しています。前期選抜の表記が、普通科は「単願・併願」だったのに、英語科は「単願推薦・併願推薦」だったのは、こういうことなんですね。(つまり英語科は「入試相談あり」ということです。)
上位校では前期選抜も発表まで終了しましたが、後期選抜に向け、気持ちを引き締めていきましょう。めげている場合ではありません。