前期選抜も2日目を終えましたが、早くも市川、渋谷幕張、昭和秀英で合格発表がありました。
第一志望入試だけの昭和秀英を除く2校について、結果を見ていきたいと思います。
・市川
一般の合格者は248名(定員20名)と、例年より定員に対する合格者が多めになっています。前期・後期の2回入試になって、歩留まりが読みにくく、多めの発表になったと思われます。
正確な受験者数はわかりませんが、合格者の受験番号が1001番〜1985番だったので、1000名弱だったと思われます。
だとすると倍率は、およそ4倍ということになります。昨年の一般入試の倍率が3.35倍でしたから、倍率はさらに上昇したことになります。
ただ、公立の特色化選抜と同じで、入試が二回になれば「のべ受験者数」が増えるので、倍率は上がって当然でしょう。その辺(定員を2回に分けていること)を織り込んで考えれば、4倍程度だったということは、むしろ楽になっていると考えるべきかもしれません。
前期で不合格になった750名ほどが、そのまま後期も受験するとはいえないかもしれませんが、「できる生徒が抜け、人数も減った」後期選抜がどの程度の倍率になるのか、気になるところです。
また、前期で不合格になった受験生は、めげることなく(4人に3人は不合格なんですから)、「絶対、楽になるはず」の後期に、再起をかけるようにしましょう。あきらめてはいけませんよ。
・渋谷幕張 A入試
A入試の合格者は、特別特待12名、特待50名と、ほぼ昨年(11名・54名)並みでした。応募者が355名ですから、倍率は5.7倍と、楽になったとはとても言えない状況です。
ただ、ここは「ダメ元」入試ですから、不合格でも気にしないで次に向かいましょう。
明日は専大松戸の発表があります。