8月末、県内私立高校の募集要項一覧が新聞に発表されました。
夏休み前には日程が判明していなかった、渋谷幕張・専修大松戸は予想通りで、また謝らずにすみました。
あらためて上位校の日程(併願のみ)をまとめると、
・前期入試
1月16日 渋谷幕張・市川・専大松戸・麗澤・千葉英和
1月17日 東邦・専大松戸・日大習志野・国府台女子・日出学園・麗澤
1月18日 芝浦工大柏・八千代松陰
・後期入試
1月27日 市川・専大松戸
1月28日 東邦・昭和秀英・国府台女子
1月29日 渋谷幕張・日大習志野・成田・千葉英和・八千代松陰
1月30日 芝浦工大柏・麗澤
併願作戦は複雑になりそうです。中学校の先生は頭痛いでしょうね。
新たに判明した学校の詳細も載せておきます。
「渋谷教育学園幕張」
結局、ここは何も変えてきませんでした。あえていうなら「推薦」という言葉がなくなっています。
・前期(TAG入試)1月16日 30名(学力・帰国・特別活動の合計)
・後期 1月29日 20名
同校ホームページの募集要項では、後期の定員については、学則定員295名(前期試験及び内進者を含む)という記述になっています。お役所向けには表向きの定員を提示するけれども、現実的には「前期の結果や受験生の出来などで、どうにでもしますよ。」ということなのでしょう。
ところで、募集要項の「2006年 入試データ」には、TAG・一般合わせて68名の繰り上げ合格を出したと記されています。定員50名に対して、繰り上げ68名って・・・どういうことなんでしょう。
合格発表で合格した生徒は、ほとんど入学していないということなんでしょうか。歩留まりを甘く読んでしまったのか、それとも「見かけ上の」レベル維持のために、正規合格の段階では「絞れるだけ」絞ったのか。
いずれにしても、渋谷幕張の高校入試に対するスタンスは気持ちの良いものではありません。個人的には同校には「県内私立高の盟主」として、期待しているんですけどね。
「専修大学松戸」
ここも、「推薦」という言葉がなくなっただけで、日程等は変わっていません。ただし、募集定員は前期にシフトしています。
・前期 1月16日・17日(2日とも受験可) 176名
・後期 1月27日 80名
今年も最大で3回受験できるのが同校の特徴です。
「芝浦工業大学柏」
ここは、まだホームページでの要項の発表はありませんが、専大松戸と同様に、定員配分以外は昨年と同じようです。
・前期 1月18日 約70名(専願・併願合計)
・後期 1月27日 約50名
昨年は推薦・一般60名ずつだったのが、10名だけ前期に移した形になっているのが、同校の迷いが感じられて好感(?)が持てます。中学入試で成功しているだけに、高校で失敗はしたくないということでしょう。
私立高入試の全容がわかったところで、近いうちに思うことをまとめたいと思います。
ところで、9月に入りこのブログも再開しました。入試に向けて、もうノンストップで行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。