2006年入試も終わり、現中2生も2007年入試に向けて、スタートする時期になりました。
春休みが終わるまでは中2だから、「まだ受験生じゃない」なんて、言っていてはいけません。春休みは、受験生であることを「自覚する」、大切な時期なのです。
学校主導の進路指導だった一昔前と違い、学校では、なかなか受験の話が出てきません。
しかし受験では、早くスタートした者が有利なのは明白。自分自身で、受験生としての認識を、作っていくことが必要です。(塾に通っている人なら、塾で、「その気」にさせられると思いますが。)
そこで、この春休みに、今までやったことのない勉強をしましょう。
多くの人が、学校のテスト前以外に、特別な勉強をしたことはなかったと思います。
受験生の第一歩として、中2までの総復習を「問題集」を使ってやりましょう。
科目は英語、または数学。本屋に行けば、総復習の問題集が、数多く出ていると思います。
短い春休みに、両方やるのは困難ですから、どちらか、やる気の出るほうをやってみましょう。苦手なほうでも、得意なほうでも、それは自分自身で決めればよいのです。
大切なことは、「必ずやり遂げること!」。受験生のスタートで挫折しては、マイナスの効果になってしまいます。
そして、これをやり遂げれば、受験生になったという「自覚」が生まれてくるでしょう。
夏休みになれば、誰もが勉強して当たり前になります。
その前に、いち早くスタートダッシュをきめて、志望校に一歩も二歩も、近寄っておきましょう。
ところで、この「進学コラム」は、2007年版になると同時に、「さくら進学クリニック」にリニューアルすることになりました。
旧「さくら進学クリニック」は、「Q&A」と「過去ログ」を残してありますので、興味のある方は「リンク」から、ご覧になってください。
昨年は、週一更新を目標にしていましたが、結局、「35回」と目標の7割しか更新できませんでした、今年は「50回」を達成できるよう頑張りたいと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。