春休みも終わり、いよいよ新学期。新中3生は、春休み中に「受験生としての自覚」を形成できましたか?
中3は、どの科目も、1学期のスタートから重要単元が目白押しです。
授業が始まったら、授業内容の完全習得に、全力を注いで下さい。部活との両立が必要な1学期中は、それが一番の受験勉強です。
その上で1学期中に、第一志望校と併願校の一つくらいは決められるように、情報集めをしましょう。
できれば、学校説明会のピークになる夏休みより前に、学校を見に行きましょう。
中に入れなくても、外から眺めるだけでもいいのです。グラウンドでの部活動の様子や、下校中の在校生の様子を見るだけでも、その学校の様子を、かなり知ることが出来ます。
とにかく、自分の目で見て来て、「思い入れ」を作ることが大切。
その「思い入れ」が、「受験の天王山」夏休みでの、勉強の原動力になります。
自分をいかに「その気」にさせられるか。それが志望校合格への、最大のポイントなのです。頑張りましょう。
ところで県教委では、中高一貫校のノウハウを学ぶために、東邦と市川に1名ずつ先生(?)を派遣するそうです。
東邦や市川が、中高一貫校としての成果を上げているかどうかは、多少?ですが、さすがに渋谷幕張には、派遣できなかったということでしょうか。
まあ、県教委との付き合いの長い、この2校が頼みやすかった、ということもあるんでしょうね。
しかし、頼まれた方も、迷惑な話でしょう。扱いに困って「お客さん」に、なってしまうんじゃないのかな。だいたい、すごいノウハウがあるのなら、部外者に簡単には教えられませんよね。
私立一貫校に派遣というのも、「とりあえず事前調査してます。」という、アリバイ作りのようで、「やりゃーいいだろ」的な、いかにも「お役所仕事」な感じがしてしまうのですが。
どうせ、きっと、県教委では、先にスタートした、都立一貫校の情報を基に「前例」を作って、トップダウンで学校運営が決まってしまうんじゃないかな。校長は県教委の意向に沿って運営方針を決めるだろうから、そこに派遣された2名の意見が入る余地は、ほとんど無いでしょう。と思ってしまうのは、厳しすぎるでしょうか。
まあ、千葉高は、今年の東大合格者数すら、未だ公表していない(出来ない?)くらいですから、多くを期待しない方が、いいのかもしれません。
むしろ、1年先に来年スタートする、市立稲毛のほうが、「市立」で県教委の影響が少ない分、面白いことが出来るかもしれませんね。