さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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No.58 「公立一般入試終了。」

3月1日で公立高校の一般入試も終了しました。

懸念していた倍率も、それなりにバラけた感じがします。
昨年、高倍率だったのは、千葉・船橋など最上位校だったので、「絶対、千葉高に!」といった強い思い入れがあり、志願変更が少なかったのかもしれませんが、今年は、2番手以下の千葉東・薬園台・八千代ということで、「どうしても、というわけでも・・・」と、現実的な選択をした受験生が多かったのかもしれません。
もちろんそれでも、最終受験倍率(県教委のホームページに、2月28日の欠席者数が掲載されています。)は、八千代2.31倍、千葉東2.20倍、薬園台2.19倍ですから、決して低くはありませんが。
来年は、2倍以上の倍率(合格より不合格の方が多い)が、無くなってくれることを願います。

試験問題では、国語の作文が、昨年度は「ほとんど要約」だったのに対して、決まった文を使って、指定されたどちらかの構成で書くという、とりあえず「条件作文」といえる形式だったのが好感を持てました。
この程度の問題ならば、上位校の受験生にとっては、差がつくようなものではありませんが、公立高校全体でみれば、文章構成力を確かめられる良問だったと思います。

数学では、例年最後にあった「図形の証明問題」が4.に繰り上がり、3.にあった「思考力を見る問題」が5.に移動しました。その5.の(2)が、手間のかかる問題(方程式の文章題ですが、ほとんど推理パズルですね。)だったので、とまどったり、時間が足りなかったりした受験生も多かったのではと思います。
しかも5.(2)の配点が10点もあるため、上位校でも「思わぬ大失点」を、してしまった受験生も少なくないと思います。
4.の証明問題では、例年(2)にあった、長さなど数値を求める問題(昨年はこれが難しかった)がなくなり、証明問題前半が「穴埋め」に、後半が「完全証明」になりました。(1)の穴埋めは証明問題が苦手な生徒でも、なんとかなりそうな作り方で、この出題形式には、やはり好感が持てました。
他にも、2.の(5)図形・(6)作図・(7)確率が、やや難しかったように思いますから、数学が苦手な生徒は、かなり苦戦したと思われます。数学の平均点は下がりそうです。

各々の高校では、すでにデータ処理も終わり、6日の職員会議を待つばかりの状態でしょう。
泣いても笑っても7日の発表で、2006年入試も終了です。
このコラムを見てくれた受験生が、一人でも多く合格していることを祈ります。

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