さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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No.44 「三者面談は君のために。」

いよいよ、二学期の三者面談の季節がやってきました。三者面談について語る先生の話は、一学期の三者面談とは違い、「これで将来が決まるぞ。」という雰囲気に満ちていることと思います。
私から受験生諸君に対してのアドバイスは、昨年のこの時期に、No.13「三者面談、傾向と対策。」として書いていますから、今年の受験生は、ぜひ読んでみてください。
ところで、三者面談は何のためにあるのでしょうか。二学期の三者面談の最大の目的は、クラス全員の志望校を集約することであり、クラスの生徒全員が、一人残らず、無事に進路を決められるよう、指導するためにあるのが三者面談でしょう。
もっと具体的にいえば、12月15日からの入試相談に、誰を、どこの学校に持っていくのか、集約することが目的なのです。したがって、学校の先生は、三者面談で、クラス全員の「押さえ」の学校を確定しなくてはなりません。もし、三者面談の段階で、「押さえ」の学校が決まらない生徒がいたら、決まるまで何度でも面談を重ねなくてはなりません。
当然、校内での集約締切日が決まっているでしょうから、それまでに40人近い生徒全員の「押さえ」を確定することは、とても大変な作業であると思います。そのためには、多少は強引に引っ張っていかなくては、決まるものも決まらないと思う先生も、少なからずいることでしょう。
そういう意味では、二学期の三者面談は、先生主導に進むものだと思っておいてよいでしょう。
しかし、生徒本人にとっては、大切な、そして初めての人生の岐路です。もし、第一志望の学校について、先生の意見と、自分の意見が一致しない場合は、決して簡単に妥協しないようにしましょう。公立の一般入試までは、まだ、4ヶ月以上あるのです。まだ、1年の三分の一も残っているのです。本格的に受験勉強を始めてから、果たしてどれだけの月日が過ぎているでしょうか。多くの受験生にとって、4ヶ月という時間は、その月日と比べて決して短くはないはずです。
受験は、あきらめた人から脱落していく、心の戦いです。自分が脱落することで、見ず知らずの誰かを助けることになるのです。しかし、受験はボランティアではありません。誰を助ける必要もありません。自分自身の大切な人生なのです。
二学期の三者面談は、生徒にとっては「自分自身のため」にあるのです。自分のために、自分の気持ちを、しっかりと伝えましょう。

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