トピックスにも書きましたが、県教委のホームページに「一日体験入学」の予定表が掲載されています。「体験入学」をうたっていますが、学区トップレベルの上位校の場合、ものすごい人数が集まってしまい、ただの学校説明会に終わってしまうことが多いようです。(しかも、説明する先生にやる気がなく、大変つまらなく、がっかりして帰ってくることも・・・。)
ところで、体験入学は、本当に受験するかどうかは関係ありませんから、全く考えていなかった学校に、行ってみるのも面白いと思います。(もちろん行くからには、真剣に体験してこなければいけませんが。ただの冷やかしで行くのはお勧めしません。)レベルにかかわらず、たくさんの学校を見ておくことは、学校選びの目を養うことができますし、思いがけず、すばらしい先生に出会うこともできるかもしれません。
特に、職業科の高校に行ってみると、「実習」がありますから、まさに「体験」することができます。職業科高校は、想像以上に面白いことをやっていることを「身体で体験」できることでしょう。商業・工業・農業・水産・総合学科と、千葉県内にはよりどりみどりに職業科高校が存在しますから、それだけ多岐にわたった「体験」ができます。行ける範囲で、どんどん行ってみることをお勧めします。(なんたってタダですから。)
普通科志望者が圧倒的に多い現在、高校を卒業した大半の人は、職業科高校では、実際にどんなことを教えているのか知らないことでしょう。でも、職業科高校には、明日の千葉県を支える人材を育てるべく、ものすごいお金がつぎ込まれているのです。(実習に、お金がかかるのは、容易に想像できますよね。)普通科高校に行くことは、ある意味「損している」ことを知ることも大切でしょう。
進学校を志望している人でも、とりあえず行ってみると、思わぬ収穫があると思います。できれば、友達を誘っていくと、もっと楽しい「体験」ができるでしょう。