さくら進学クリニック 『進学コラム』

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No.31 「公立私立階段理論その3。」

「5.公立三番手校」

このグループは、どの学校までが入るのか、個人差が非常に出るでしょう。

このグループに入る学校は、次のグループ「6.入試相談のある私立校」の最上位校である、八千代松陰流通経済大柏を、「滑り止め」として使うことのできる、公立高校ということになります。

松陰や流経大柏を「滑り止め」にするためには、最低でも中学校でオール4以上の成績が必要です。学校の成績は、提出物や授業態度など、実力以外の要因も絡んでくるので、実力以上に学校の成績が良い生徒や、実力はあるのに学校の成績は良くないという生徒など、必ずしも本当の実力と比例しない場合が出てきます。その結果、実力以上に良い学校の入試相談が通ってしまったりするときがあります。

たとえば、八千代東高志望の生徒でも、八千代松陰の第2志望が取れてしまったりする場合があります。この場合、偏差値だけ見れば、第一志望の八千代東より、滑り止めの八千代松陰のほうが「レベルが上」という逆転現象が生じるわけでが、八千代東と松陰のどちらを選ぶかは、個人差があり(経済的事情、部活動など、さまざまな基準がありますよね。)、必ずしも学力レベルだけで決めるとは限りませんから、この場合なら八千代東もこのグループに入ってしまうわけです。(あくまでも例ですけど・・・)

まあ、そんな訳でこのグループは、学校名を挙げないことにしておきますが、だいたい想像はつくと思います。

大学受験のことを考えると、もうこのグループでは、有名大学に現役で入るのは、かなり厳しい状況でしょう。(入れないという意味ではなく、周りと同じ普通の学校生活をしていたら無理ということです。)

もちろん、市立稲毛など、入試レベルや進路実績を見ても、「3.公立二番手校」に近いレベルで、ここに入れるのは申し訳ないくらいの学校もあるんですが・・・、お叱りを承知の上で、あえて言わせてもらえば、このグループは、もはや「進学校」とは呼びにくいと思います。

「6.入試相談のある私立校」

その通り、入試相談で合否が決まってしまう学校で、上は前出の八千代松陰流通経済大柏から、下は最低レベルまでの、今まで名前が出てこなかった、ほぼ全ての私立高校が入るグループです。

上下のレベル差がものすごくありますから、グループとしての進路などを、まとめて語ることはできません。ただ、入試に関しては、学力試験は形式的なもので、入試相談でほぼ合否が決まってしまうということです。
したがって、学校の成績を見れば、受かるのかどうかわかってしまいますから、自分の成績で合格できる、最も良い(納得できる)学校を選べばよいでしょう。もちろん、学校の先生にOKをもらえれば、それより下のレベルの学校を受験する必要はありません。
そういう意味で、このグループは「滑り止め」に使われるグループといってよいでしょう。

ここまでで、階段理論は終わりです。多少は参考になったでしょうか?

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