志願変更も終了し、公立高校の最終志願者数も確定しました。
結局、上位校(普通科)で2倍を超えたのは、
船橋 2.38倍
千葉 2.37倍
千葉東 2.26倍
佐倉 2.05倍
の4校。特に上位3校は、公立高校としては「非常識」な倍率でしょう。
上位私立高校の入試が、やはり倍率的に厳しいものだっただけに、公立を不合格になった生徒たちは、満足のいく学校に進学できるのか心配してしまいます。
船橋高あたりでは、渋谷幕張A推薦×、八千代松陰併願推薦○、市川×、東邦×、幕張×、と私立高は散々な戦果のまま、特色化×で、また厳しい一般入試を迎えるなんていう受験生もいるのではないでしょうか。今までの結果が良くなくても、気持ちでは負けてしまわないように、倍率なんて気にしないようにと思うばかりです。
それにしても、佐倉高校が2倍を超えることになったのはびっくりですね。学区改変で上位層が千葉や船橋に抜けるようになり、レベル低下するのではないかと言われていたのが、この倍率を見る限り、公立高ナンバー5の位置を確保しつつあるのかなと思わせます。佐倉が最上位校だった成田周辺で、公立高受験に対する考え方が変わってきているのかもしれません。成田高校のレベルが上がってきたことも、地元全体の底上げになっているのでしょうか?
いよいよ、あさってから最終決戦です。受験生の皆さんは、体調管理に十分注意して、「体力」と「気持ち」で負けることのないよう、最後の調整をしてください。