ずいぶんお休みしてしまいましたが、今日から入試が始まるということで、このコラムも再スタートです。
推薦入試とはいえ、No.12でも書きましたが、実質的にはこっちが「一般入試」で、一般入試は「二次募集」のような学校が増えていますから、ほとんどの受験生がここで初めての受験を迎えることと思います。
今日は、県内私立上位7校のうち、昭和秀英を除く、渋谷幕張、東邦、市川、芝浦工大柏、日大習志野、専大松戸で入試が行われていますので、なかなか大変な入試スタートになった受験生も多かったのではないでしょうか。
市川高校ではこれを書いている夕方には、すでに一次試験(学科試験)の合格発表をHPでやっていますね、番号を見る限りでは倍率は2倍程度だったようです。昨年は、かなりきつかったので、受験生が敬遠したのでしょうか。
ただ、これら上位高を除けば、併願の推薦は、入試相談のある学校が大半ですから、先生に「合否については、あまり心配要らない。」と言われている人も多いでしょう。
今年から変更のあった学校では、上位校の専修大松戸が17日・18日の2日間のうち、どちらか、または2日とも受験できるという思い切った(?)方針を打ち出してきています。合格発表はまとめて19日のようですが、2日とも受験することで、どのくらい有利になっているのか、気になるところです。
また、一般入試まで含めれば3回まで受けられる(受験料は1回のみなら2万円、2回でも3回でも3万円のようですから、推薦を2日とも受けているなら、一般も受けるほうがお得ですよね。)ということで、専大松戸レベルの次善校を確保しておきたい、小金、県立柏あたりの(場合によっては東葛飾でも)受験生には、結構ありがたいシステムだと思います。
また、今日は芝柏で、明日は専松という人も結構いると思いますが、いずれにしても受験生にとっては便利な反面、自分の希望をしっかり持たないと、私立高校の、いいお客さんにされてしまいそうですね。結局行ける高校は一つだけですからね。
しかし、専大松戸のような、公立御三家の受験生でも押さえには出来ないレベルの上位私立高校でも、ここまでやらないと、生徒集めは楽ではないということなんでしょうか。実際、受験生を、どの程度増やせたのかも気になるところです。