さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 高校受験Q&A、上位校の入試状況などは さくら進学クリニック にまとめています

 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

 さくら進学塾のホームページ に進学コラム特別編「公立上位校受験は普通の高校受験とは違う」を掲載中です

 さくら進学塾では3月より新年度授業を開始しています
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 詳しくは>>さくら進学塾のホームページ をご覧ください

トピックス 公立高校入試の結果

こんにちは、さくらです。
千葉県教育員会のホームページに「令和3年度千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」が掲載されています。
これには公立入試の「平均点」「設問ごとの正答率・無回答率」「得点分布グラフ」などが掲載されています。

過去4年間の前期選抜と平均点を比較してみると
(公立志望者がほぼ全員受験することや試験時間を考えると、一般入試は前期選抜の流れをくんでいるといえるでしょう)

      国語  社会  数学  理科  英語  5教科 
2017年  60.8   53.8  51.4   56.4   53.7   276.1
2018年  63.2   52.9  58.5   60.0   59.7   294.3
2019年  54.2   56.6  54.5   60.6   53.6   279.6
2020年  46.0   60.7  51.4   48.8   54.6   261.6
2021年  52.8   57.7  59.3   54.6   61.7   286.2

2018年の294.3点から2年続けて下げていた5教科平均点はぐっと盛り返した感じです。
入試が2回から1回になるという大幅な制度変更があっただけに、受験生の心理に配慮して問題の難易度をやや緩和したのでしょうか。
特に英語と数学は前期・後期が始まった2011年以来、前期との比較では最も高い平均点になっています。
(英語の得点分布グラフを見ると、この問題なら試験時間を10分延ばす必要はなかったと感じます)

得点分布グラフを見ると、今年も450点以上の高得点者はわずかしか存在していません。
400点以上は10%以上もいるので、上位校では400点~450点に受験生がぎっしり並んだはずです。
取れる問題を確実に取り、ミスを出さないことが合格につながったでしょう。
上位校志望の受験生は実力はもちろんですが、最後は訓練度の勝負になります、心して勉強に励みましょう。

いずれまた、正答率や得点分布の分析もまとめてみたいと思います。


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620.さくら流・大学実績の読み方

こんにちは、さくらです。

6月に入りました。
模擬試験が始まり志望校を書いたりすることで、受験生であることを意識し始める頃だと思います。

志望校を考える際に参考にするのは、偏差値、大学実績、場所、学校のカラー、部活、くらいでしょうか。
その中で大学実績は中学生には見方が難しいでしょう。
そこで今回は「さくら流」の大学実績の読み方をレクチャーします。
これを参考にして、自分の希望に合った高校を見つけ出してください。
(大学実績のとらえ方は人それぞれです、これはあくまでも「さくら流」の考えですのでご了承ください)


「何を知るために大学実績を見るのか」

中学生が見る大学実績は「○○高校は東大10名か」などと、有名大学だけ見て「○○高校はすごいな」とかで終わってしまいがちです。
中学生が「すごい」とか「しょぼい」とか高校の評価をしても、自分の受験にプラスになりません。

身もフタもない話をすると、大学実績は入学偏差値にほぼ比例します。
個人を見れば大学受験で大逆転の例もありますが、学校全体で見れば入学偏差値が高いほど大学実績は高く、低ければ大学実績も低いものです。
特に公立高校は特別な指導はできにくいので、ほとんど偏差値通りの結果が出ます。

私立では特進クラスなんかで朝も放課後もガンガン鍛える高校もありますが、そんなもので成果を出せるほど大学受験は甘くありません。
本当に成果を出せている特進クラスはわずかでしょう。

ただ、大学実績がほぼ偏差値通りに出るとしても、どんな大学を受けているかは高校によって異なります。
多くの生徒が国公立大を目指す高校、医学部を目指す高校、難関私大を目指す高校、まちまちです。
大学実績を見てつかんで欲しいことは「その高校が何を目指しているのか」ということです。
進学した高校の目指す方向が、自分の目指す方向と合っていれば、きっと充実した高校生活を送れるでしょう。


「大学実績を見るときの注意点」

高校の方向性をつかむことが目的ですから、進学者数の多い大学を見ることが大切です。
定員が多く、千葉から通いやすい大学をチェックすると傾向がつかみやすいでしょう。

国公立大の実績を見たいなら、地元国立大である千葉大学が最適です。
(ちなみに千葉大は6年連続で国公立大志願者全国1位という人気校です)
中学生の段階では千葉大のレベルを考慮する必要はなく、単純に千葉大に多数合格していれば国公立志向の強い高校だという理解でよいでしょう。

ただ、千葉大はほとんどのキャンパスが千葉市内なので(園芸学部のみ松戸市)、千葉市から離れている常磐線沿線の高校では数が出にくい傾向があります。
そのため常磐線沿線の高校の場合は筑波大学も合わせて見るとよいでしょう。
(これも大学のレベルがとか考えると中学生には難しいので、単純に国公立志向を見るという意味で千葉大+筑波大の数字でOKです)

難関私大では早稲田大学がわかりやすいでしょう。
早稲田は慶応より定員が多いので数字が出やすいのと、メインのキャンパスが新宿区で千葉から通いやすいのが理由です。
(慶応は1・2年のメインが日吉(横浜市)なので、千葉からは「少し遠いな」と感じる受験生も少なくないでしょう)
早慶上智とも言われる上智大は千代田区(四谷)で近いのですが、早慶に比べると定員が少なめなので数字が出にくくなっています。

早慶の次のレベルなら明治大学立教大学がよいでしょう。
明治は定員が多く、千葉から遠すぎないこと(理系は生田で遠いですが)、立教は池袋で通いやすいのがポイントです。
MARCHクラスの実績を見たいなら、この2校の合計数を見れば十分でしょう。

上位私大の理系実績を見たいなら東京理科大学でしょう。
私立総合大学の多くは文系学部メインなので、理系の実績はかなりつかみにくいです。
その点、理科大は理系メインの総合大学で募集定員もそこそこ多く、キャンパスも近いので数字が出やすい大学です。
理科大の合格者が多ければ、理系の上位生が多い高校だと考えてよいでしょう。

医学部に強い高校を探したい場合は、大学ごとの数字を見てもよくわからないでしょう。(医大の合格者も、実は看護学科だったりします)
高校によっては「医学部医学科」を別枠で集計しています。
県千葉・渋谷幕張・市川では国公立大と私立大を分けて医学部合格者数を掲載しています、県船橋・千葉東は国公立のみです。
(医学部で集計していない高校は、医学部の実績には触れないでくれということなのでしょう)

ところで、最近は大学実績に進学者数まで公表する高校が増えつつあります。(県柏・県船橋・薬園台・船橋東・小金など)
進学者数を見ると、その高校におけるその大学の位置づけがわかります。
例えば今年、県船橋から明治大に184名合格していますが、そのうち進学者は20名(合格者の11%ほど)です。
同様に、東京理科大には175名合格していますが、進学者は14名(わずか8%)しかいません。
船橋の生徒から見て、明治や理科大は第一志望というより併願校や安全校という位置づけなのでしょう。
(もっとも早稲田でも合格157名で進学は43名(27%ほど)です)

レベルの近い高校間で傾向を比較する場合は「卒業生数」にも注意しましょう。
公立上位校は基本8クラスで、県船橋と千葉東は臨時定員増だったため9クラスになっています。
1クラス程度の差であれば気にするほどではありませんが、私立高校は学校によって人数が大きく違ったりします。

例えば市川(432名)と昭和秀英(285名)では1.5倍も人数が違うので、大学合格者数もそのあたりを考慮する必要があります。
早大合格者を見ると、市川は129名、秀英は79名ですが、秀英の79名を1.5倍すると118.5名ですからたいした差はないことがわかります。
(実際には「卒業生が1.5倍だから大学合格者も1.5倍になるはず」というほど単純ではないでしょう)
卒業生数はホームページには載っていないかもしれませんが、受験ガイド本で大学実績を見ると載っていると思います。

思いつくままに注意点を列挙してきましたが、まずは興味のある高校のホームページで大学実績を見てみましょう。
受験生にとって情報収集も大切な仕事です。(勉強しないでホームページばかり見ていてはいけませんが)
気になる情報は積極的に集めて、後悔しない高校受験にしましょう。


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619.県内私立高の日程 その1

こんにちは、さくらです。

市川高校のホームページに募集要項が掲載されました。
2022年入試では単願推薦の定員を5名減らし、そのぶん一般・帰国生の定員を増やしています。


市川

1月17日(1日目)  一般 90名(帰国生入試を含む)


5名程度ではたして入試に影響するものかとは思いますが、公立志望者にとってはまあ朗報でしょう。
(昨年の日大習志野のように単願を定員より多く取って併願合格者を絞るなどという、悪魔のような学校もありますから)

一般とは別に単願推薦(30名)があります。
一般と単願は5教科、帰国は3教科の入試です。


ところで、今年も県内私立高校入試は1月17日からで変わらないようです。
せっかく公立入試が2月下旬の1回きりになったのに、私立入試がこんなに早くては中学校の3学期の授業は成り立ちません。
(冬休みが終わって10日で入試ですから)
私立入試を2月上旬にしてくれれば、1月中は落ち着いて勉強ができると思うのですが。
ギリギリまでしっかり勉強して、入学してきてくれたほうが高校側も助かると思うんですがね。


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618.公立入試の得点開示結果報告

こんにちは、さくらです。
※ブログ発表後に新たな情報が寄せられましたので、一部更新しました

新たな得点開示報告も来なくなってきましたので、このあたりで結果報告をしたいと思います。
新型コロナウイルスの関係か、今年は中間報告の後にあまり報告が来なかったので、中間報告とほとんど変わらない結果報告になっています。

今年は約50件の報告をいただきました。
貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。
直接送信された方の書き添えていただいた文章もすべて読ませていただきました。

合格と不合格、両方の情報があってはじめて合格最低点の特定をすることができます。
不合格の情報を送ってくださった方には特に感謝いたします。


ここでは、送っていただいた情報のうち
合格された方の中での最低得点(合格最低得点)
不合格だった方の中での最高得点(不合格最高得点)を掲載します。
実際の合格最低点はこの間にあると考えられます。

得点は内申点(135点満点)と学力検査の得点(500点満点)とで計算しています。
高校によっては調査書の評定以外の内容(部活動・生徒会活動・検定など)によって加点する場合がありますが
その評価は得点開示ではわからないので考慮していません。
2日目の学校設定検査による得点も得点開示ではわからないので考慮していません。
したがって、ここで報告する合格最低得点を上回る得点をした生徒が必ず合格しているとは限りません。

ここに記載している 合格最低得点 および 不合格最高得点 は送っていただいた情報の中でのものです。
実際の合格最低点や不合格最高点と同一であるとは限りませんのでご注意ください。


県立千葉  情報数5件(合格5件、不合格0件)
内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   490.5点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
船橋の合格点から考えると、490.5点は実際の合格最低点にかなり近いと思われます。


県立船橋  情報数17件(合格15件、不合格2件)※更新

内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点    485点
不合格最高得点   486点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

合格最低得点と不合格最高得点とが逆転しています。

ボーダー付近の得点と合否状況を並べてみると以下のようになっています。
489点    合格
486点    不合格
485点    合格
484.5点  不合格

船橋の選抜方法は 学力検査500点+調査書67.5点+作文10点=577.5点満点 です。
得点開示では作文の10点分は開示されないので、作文の得点で合否が分かれたと思われます。
作文の評価は字数と内容について評価基準を「a 満たしている」「b 満たしていない」の2段階評価で、これを2名で評価します。(2名ともオールaだと10点でしょう)
基準を満たしているか、いないかの評価のため、簡単に言えば10点の持ち点からbの個数分減点される減点法です。
(どんなに素晴らしい作文を書いても、加点されることはないということです)
そう考えると、合格最低点は485点であると思われます。


県立船橋・理数科  情報数3件(合格3件、不合格0件)
理数科は内申点が0.5倍になるだけでなく、学力検査が数学・理科150点の傾斜配点になります。
内申点×0.5+学力検査600点(数理150点の傾斜配点)=667.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   571点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
傾斜配点のため他校と比較しての予測も難しいです。


東葛  情報数6件(合格6件、不合格0件)
内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   482.5点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
船橋の合格点から考えると、482.5点は実際の合格最低点にかなり近いと思われます。


千葉東  情報数7件(合格7件、不合格0件)
内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   475.5点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
船橋の合格点から考えると、475.5点は実際の合格最低点にかなり近いと思われます。


佐倉  情報数4件(合格3件、不合格1件)
内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   460.5点
不合格最高得点  459点 (内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みです)

459.5点~460.5点の間に合格最低点があると思われます。


薬園台  情報数2件(合格2件、不合格0件)
内申点+学力検査の得点=635点満点」で計算しています。

合格最低得点   515点

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
佐倉の合格点から考えると、515点は実際の合格最低点に近いと思われます。


市立千葉  情報数2件(合格2件、不合格0件)
内申点+学力検査の得点=635点満点」で計算しています。

合格最低得点   528点

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
佐倉の合格点から考えると、実際の合格最低点はもう少し下だと思われます。


小金  情報数2件(合格2件、不合格0件)
内申点が0.5倍になるため「内申点×0.5+学力検査=567.5点満点」で計算しています。

合格最低得点   459.5点
内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みとなります)

不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりませんが
佐倉の合格点から考えると、実際の合格最低点はもう少し下だと思われます。


『情報が1件のみの高校』
市立稲毛 537点 合格 (内申点+学力検査の得点=635点満点)
市立千葉・理数 522点 合格 (内申点+学力検査の得点=635点満点)


まだ得点開示情報は受け付けています。
情報を寄せていただける方は最新のコラムのコメント欄に書き込みをお願いいたします。
情報提供のやり方は>>「615.公立入試発表」をご覧ください。
(私に直接送る送信フォームも利用できます)


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617.得点開示情報の中間報告

こんにちは、さくらです。

得点開示が始まって2週間が過ぎました。
この2週間で42件の得点開示の情報提供をしていただきました。
貴重な情報ありがとうございます。

前回のコラムで1回目の中間報告をさせていただきましたが、複数の情報提供があった高校が増えましたので2回目の報告をさせていただきます。
今回も不合格の情報がほとんど無いため、送られてきた合格者の最低得点を報告します。(実際の合格最低点とは異なります)

なお、得点開示では内申点と学力検査の得点しか開示されません。
調査書の加点や2日目に行われた学校設定検査の得点は開示されないので、ここでは内申点と学力検査の得点のみで計算しています。
そのため、ここに示した合格最低得点より高い得点を取っても不合格になっている場合がありえます。

県立千葉(情報数4件) 490.5点
県立船橋(情報数15件) 489点 更新
東葛飾 (情報数4件) 482.5点
千葉東 (情報数5件) 480点 NEW
佐倉  (情報数2件) 474点 NEW
小金  (情報数2件) 459.5点 NEW(ここまで学力検査500点+内申点135×0.5=567.5点満点)

県立船橋・理数(情報数3件) 571点(学力検査600点(数理150点の傾斜配点)+内申点135×0.5=667.5点満点)

薬園台 (情報数2件) 515点 NEW
市立千葉(情報数2件) 528点 NEW(この2校は学力検査500点+内申点135=635点満点)

引き続き、得点開示情報の提供をお待ちしています。
特に情報数が少ない高校の情報を、ぜひぜひお願いいたします。
その中で合格最低得点が更新されましたら、また報告したいと思います。

また、前回のコラムでも書きましたが、合格の情報だけでは合格最低点を特定することはできません。
お願いするのは大変心苦しいですが、不合格の報告もお願いいたします。

昨年亡くなられた、プロ野球3チームの監督を歴任した野村克也氏は
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とよく言っていました。(言葉の出所は別の人らしいですが)
負けには必ず原因があり、その原因を分析することが次の勝利につながるということだと思います。
人は成功よりも失敗からのほうがたくさんの教訓を得ることができるのです。

合格を得られなかった人は不合格の原因を分析してみましたか。
発表からもう2週間以上が経ちます、そろそろ失敗から次につながる何かを見つけるべきではありませんか。

わずかな得点差で合格に届かなかったのなら、自分のしてきた努力に自信を持ってよいでしょう。
しかし同時に「1点の重み」も痛感できるはずです。
それはあなたの基本問題に対する考え方や接し方を変えることでしょう。

合格点に大きく届かなかったのなら、自己把握の甘さに気づくでしょう。
理想を実現するためには、この程度の努力では足りないことも学ぶはずです。
結果を出すためには相応の努力が絶対に必要なのです。

進学することが叶わなかった高校に再び行くことは気持ちのよいものではないかもしれません。
しかし、分析の材料となる「学力検査の得点」も「調査書の評定」も4月6日を過ぎたら2度と手に入りません。
あなたの残した「努力の結果」を回収しないで高校生になってしまうことは、あまりにもったいないと思います。
残りの2週間、ゆっくり考えてみてください。

そして得点を開示したなら、あなたの「努力の結果」を次の受験生のためにも生かしてくれたらありがたく思います。

報告の方法については>>前々回のコラムをよくお読みいただいて、必要な情報のみ書き込みをしてください。
氏名、中学校名など必要以上の個人情報は絶対に書き込まないようにして下さい。
得点開示の書き込みは「最新コラムのコメント欄」にお願いいたします。

なお、進学コラムのコメント欄に書き込んでいただいた場合、情報は公表されてしまいます。
非公表で協力していただける場合は「送信フォーム」から送信してください。
(申し訳ありませんが、送信フォームからの報告の場合はお礼のコメントは省略させていただきます)
よろしくお願いいたします。


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