さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 受験勉強のやり方など勉強に関するアドバイスは、もうひとつのブログ さくらweb進学塾 に掲載しています
 高校受験Q&A、上位校の入試状況などは さくら進学クリニック にまとめています

 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

 さくら進学塾のホームページ に進学コラム特別編「公立上位校受験は普通の高校受験とは違う」を掲載中です

 さくら進学塾では3月より新年度授業を開始しています
 現在、中2・中3生を募集しています
 詳しくは>>さくら進学塾のホームページ をご覧ください

528.公立後期選抜を終えて

コメント書き込みについてのお願い

コメント書き込みについて再度お願いいたします。

以前も書きましたが、このコラムは次の試験に向けてアドバイスすることを目的としています。
すでに終わったことについて語る場ではありませんので、
公立入試の内容や得点についての書き込みは控えていただきますようお願いいたします。

また、平均点や合格点の目安などを尋ねられても、私には予想できるだけの情報がありません。
わからないものは聞かれてもお答えすることはできませんので、書き込まないようお願いいたします。

「合格した」という書き込みも公立後期発表の3月6日まで控えてください。

さまざまな状況の受験生や保護者がこのコラムを読んでいます。
思いやりの気持ちが伝わる書き込みをお願いいたします。
(私が「適切でない」と判断した書き込みは断りなしに削除することがあります)

528.公立後期選抜を終えて

こんにちは、さくらです。
今日は公立後期選抜が行われました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。

ホームページなどで解答を手に入れて、すでに自己採点をした人もいるでしょう。
自己採点の結果がどうであっても、これで高校受験は終了です。

合格発表までの6日間は長いと思うかもしれません。
しかし、すぐに答えが出ることの多いこの時代、「待たされる」ことも貴重な体験です。
不安定な状態で「自分を見つめ直したり」「将来のことを考えたり」することは、とても大切なことです。
そんな時間は人生に何度もあるわけではありません。

ひとまず受験のことから離れて、
卒業式や予餞会の練習に没頭したり
今までできなかった「やりたいこと」に時間を使ってみたり
ただ「ぼーっ」としてみたり
何をしても、この時間をプラスにできるはずです。

この「気持ち悪さ」を、しっかり味わい尽くして人生の糧にして下さい。
進学コラムを読んでいる受験生が、みな合格を手にできるよう祈っています。


後期選抜発表後、3月7日~4月8日の1か月間、「調査書」と「入試の得点」の開示ができます。
頑張ってきた受験勉強の結果(得点)を知っておくことは、高校進学後の勉強にもプラスになることでしょう。
調査書は手数料10円でコピーをもらえます。

せっかく開示ができるのですから、ぜひ開示しに行ってみてください。(公民で習った知る権利ですね)
得点開示の詳しい方法については、後期発表後のコラムでお知らせします。


受験が終わったら、次は高校生になるための準備を少しずつ進めましょう。
高校の授業は中学校のように易しくわかりやすいものではありません。
できる予習は今のうちにどんどんやってしまいましょう。

予習をしておきたい教科は数学です。
数学は1度わからなくなると取り戻すのが困難で、落ちこぼれると国公立大への道が絶たれてしまいます。
チャート式などの問題集を使って予習しておくとよいでしょう。

予習として実施するのですからすべてを理解する必要はありません。
単元の中で「わかる部分」と「わからない部分」を把握できていればよいのです。
「わからない部分」には付箋でも貼っておいて、入学して授業が始まったらしっかり聞いて理解しましょう。

高校の授業は密度が濃いですから、集中して授業を聞いていないとすぐにわからなくなってしまいます。
しかし、毎日6時間の授業を集中し続けることなどできません。
あらかじめ「わからない部分」を把握しておけば、その部分を集中して聞けばよいのでスムーズに理解することが出来るでしょう。

教科書を入手したら、教科書を使っての予習に切り替えてもOKです。
教科書の予習は英語もやっておきましょう。(化学や物理も教科書を見ておくとよいでしょう)


高校数学の参考書の定番「数研出版のチャート式」は 赤・青・黄・白 にレベル分けされています。

上位校進学者なら青チャートを選んでおけば間違いないでしょう。
(青チャートは決して易しくはありません、「基礎からの」という言葉にだまされないようにしてください)
数学に自信があるならなら赤チャートに挑戦してもOKです、多少難しいくらいの方が面白みを感じられるでしょう。
逆に数学に不安があるなら黄チャートにしておけば安心です。

青チャートの楽天ブックスamazonへのリンクを掲載しておきますので参考にしてください。

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チャート式は大学受験まで3年間使えます。

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527.公立後期選抜に向けて

こんにちは、さくらです。
後期選抜の志願変更が終了し志願者数が確定しました。
上位校(普通科総合学科)の志願状況は以下のようになりました。

学校名    定員    志願者(志願変更での増減)   倍率(昨年の志願倍率)
県千葉    96名   218名 (-2名)      2.27倍 (1.95倍)
船橋   128名   283名 (-8名)      2.21倍 (2.43倍)
東葛飾    98名   205名 (-8名)      2.09倍 (2.60倍)
千葉東   128名   260名 (-6名)      2.03倍 (2.10倍)

佐倉    112名   276名 (-12名)     2.46倍 (1.89倍)
薬園台   113名   195名 (+15名)     1.73倍 (1.47倍)
市千葉   112名   229名 (-11名)     2.04倍 (1.85倍)
小金    128名   286名 (-7名)      2.23倍 (1.91倍)

以上、志願状況をまとめてみましたが、ここまで来たらもう倍率など気にしないようにしましょう。
倍率が何倍だろうと、点数を多く取れば合格できます。
身体と頭脳のコンディションを整えて、いつもの実力が出せるように調整していきましょう。

受験生の皆さん、
2月28日に公立後期選抜に臨むのはあなた自身です。
でも、多くの人たちの応援があって試験に臨むことができることも忘れずにいてください。

それは、親だったり、兄弟だったり、友達だったり、先生だったり、さまざまでしょう。
その人たちがくれた応援をあなた自身の力に変えて、試験にぶつかってきてください。
皆さんが120%の力を出せますよう祈っています。


追記:後期選抜の「問題と解答」について

後期選抜は前期に比べてぞんざいな扱いをされている点がいくつかあります。
前期では行われた千葉テレビの解説放送はありません。
(ケーブルテレビのJ:COMでは18時から解説放送があります)

前期では翌朝の新聞に掲載された「問題と解答」も一部の新聞では掲載されないと思われます。
5年前にコメントで寄せていただいた情報では以下のようでした。
後期も「問題と解答」を掲載した新聞・・・読売、産経、千葉日報
後期は掲載しなかった新聞・・・朝日、毎日
今年も同じとは限りませんが、参考にしてください。
(自己採点用ならば進学研究会や総進図書のホームページが早く掲載されます)


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526.公立後期選抜志願状況

こんにちは、さくらです。
今日は公立後期選抜の願書受付が行われました。
夕方には志願状況が発表されましたので、上位校(普通科)の志願者数と倍率を見てみましょう。
(小金は総合学科ですが)

学校名    定員     志願者    志願倍率 (昨年の志願変更後の志願倍率)
県千葉    96名   220名   2.29倍  (1.95倍)
船橋   128名   291名   2.27倍  (2.43倍)
東葛飾    98名   213名   2.17倍  (2.60倍)
千葉東   128名   266名   2.08倍  (2.10倍)

佐倉    112名   288名   2.57倍  (1.89倍)
薬園台   113名   180名   1.59倍  (1.47倍)
市千葉   112名   240名   2.14倍  (1.85倍)
小金    128名   293名   2.29倍  (1.91倍)

佐倉が県千葉・県船橋を押さえて上位校トップになっています。
再志願率の高い佐倉高校が戻ってきた感じです。(再志願率89.7%です)
学区内2番手の成田国際が普通科最高の2.68倍というのも影響したかもしれません。

同じく再志願率が高めなことが多い東葛飾は再志願率74.2%と例年になく大幅に抜けています。
やはり2クラス減の心理的影響は大きかったということでしょう。

1・2番手校以外では
前期で2倍割れした船橋東が前期不合格者より75名も増えて、再志願率147.8%とすごいことになっています。

25・26日には志願変更がありますが、悩んでいては肝心の勉強が進みません。
決めるなら早く決めてさっさと勉強に打ち込みましょう。


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525.公立後期選抜の見通し

こんにちは、さくらです。
12・13日で公立前期選抜を終えました。
結果は発表を見なければわかりませんが、残念な結果であれば後期に向けてすぐに動き出さなければなりません。
そこで今回は前期選抜の受験状況から後期選抜の志願見通し(予想倍率)を考えてみたいと思います。

まずは、簡単な予想倍率を出してみることからはじめます。
その学校の志望者 = 前期選抜受験者 だとするならば、前期の不合格者は後期選抜も受験すると思われます。
前期不合格者 = 後期志願者 と考えれば、 前期不合格者数 ÷ 後期定員 によって簡単な予想倍率を出すことができます。

ただし、前期発表前の現段階では前期不合格者数も正確な後期定員もわかりません。
そのため 前期不合格者数 = 前期受験者数 - 前期定員 で、 後期定員 = 総定員 - 前期定員 で計算しています。
(2日間を終えた後の正式な前期受験者数は執筆段階ではわからないので、1日目の受験者数を使用しています)

例えば、県船橋高校なら
前期受験者数627名 - 前期定員192名 = 前期不合格者数435名
前期不合格者数435名 ÷ 後期定員128名 = 予想倍率3.40倍 といった具合です。
この段階では、倍率はかなり高めの数字になります。

実際には後期では受験校を変更する受験生もいるため、後期志願者数は前期不合格者数よりも少なくなるのが普通です。
そこで、前期不合格者のうち後期も志願した生徒の割合を 後期志願者数 ÷ 前期不合格者数 = 再志願率 として計算し、
過去5年間の再志願率を参考に、後期志願者数を調整して倍率を予想してみたいと思います。
(実際の後期志願者には前期で他校を受験した生徒も含まれていますから、再志願という呼び方はふさわしくないかもしれません)


県立千葉 (前期倍率3.15倍、この倍率は前期受験者数÷前期定員で計算しています)

過去5年間の再志願率(年度の後の( )内は前期-後期の実質倍率)
後期志願者数 ÷ 前期不合格者数 = 再志願率(百分率に直しています)

2014年 (3.56-2.62倍)  278 ÷ 368 = 75.5%
2015年 (2.76-1.92倍)  196 ÷ 254 = 77.2%
2016年 (3.24-1.92倍)  211 ÷ 322 = 65.5%
2017年 (3.22-2.24倍)  231 ÷ 320 = 72.2%
2018年 (2.92-1.82倍)  197 ÷ 277 = 71.1%

県千葉は例年ほぼ70%台と再志願率が低めの学校です。
2015年が高めなのは、前期の倍率が2倍台と低かったため、後期も期待して再志願した生徒が多かったのだと思われます。
2016年に大きく下がっているのは、前年の低倍率を見て前期を受験したものの倍率が高かったため後期はあきらめたのでしょう。
2017年は前期倍率は前年とほぼ同じですが、前年の後期倍率が低かったのでやや強気の出願をしたと考えられます。
このように、前期の倍率や前年の後期倍率が低ければ再志願率は上がり、高ければ敬遠されて再志願率は下がる傾向があります。
しかし、2018年のように前期倍率が低くても再志願率が上がらない年もあり、実際にはそう単純な話ではないようです。

2019年前期受験者数454名 - 前期定員144名 = 前期不合格者数310名
今年は前期倍率が再び3倍を越えていますので、後期はやや弱気の志願をしてくると考えられます。
そこで、再志願率を昨年並みの71%で計算してみます、
前期不合格者数310名 × 再志願率71% = 後期予想志願者数は220名になります。

後期予想志願者数220名 ÷ 後期定員96名 = 予想倍率2.29倍 


県立船橋 (前期3.27倍)

2014年 (3.11-2.06倍)  280 ÷ 405 = 69.1%  
2015年 (3.23-2.10倍)  277 ÷ 429 = 64.6%
2016年 (3.35-2.10倍)  284 ÷ 452 = 62.8%
2017年 (3.34-2.25倍)  301 ÷ 449 = 67.0%
2018年 (3.45-2.35倍)  311 ÷ 471 = 66.0%

船橋は人気校ゆえに前期は挑戦組が多いようで、再志願率は毎年60%台とかなり低めです。
毎年高倍率が続き、再志願率が低いこともあって、倍率と再志願率との相関は見えにくい学校です。

2019年前期受験者数627名 - 前期定員192名 = 前期不合格者数435名
昨年とほぼ同じ66%が再志願するとして、
前期不合格者数435名 × 再志願率66% = 後期予想志願者数は287名になります。

後期予想志願者数287名 ÷ 後期定員128名 = 予想倍率2.24倍


東葛 (前期2.99倍)

2014年 (2.81-2.13倍)  287 ÷ 347 = 82.7% 
2015年 (3.02-2.56倍)  333 ÷ 387 = 86.0%
2016年 (2.78-2.04倍)  269 ÷ 341 = 78.9%
2017年 (2.49-1.87倍)  252 ÷ 286 = 88.1%
2018年 (3.04-2.52倍)  333 ÷ 392 = 84.9%

東葛飾は再志願率が例年ほぼ80%台と県千葉、県船橋に比べて高めの学校です。
地理的要因で他に抜けにくいということと、学区2番手の県柏とのレベル差が大きいからと考えられます。
2016年は80%を割っていますが、前年の後期倍率がかなり高かったため弱気になる受験生が多かったと思われます。
2017年は前期が2.5倍を割るほど低めの倍率になりましたから、後期は強気の志願で再志願率が高くなっています。
2018年は前期倍率が3倍を超えたこともあり、再志願率は少し下がりました。

2019年前期受験者数431名 - 前期定員144名 = 前期不合格者数287名
今年は前期倍率がほぼ昨年並みなので、ほぼ同じ85%の再志願率で計算すると、
前期不合格者数287名 × 再志願率85% = 後期予想志願者数は244名になります。
(ただ、東葛飾は2クラス定員減が心理的抵抗になって再志願率がもっと下がる可能性もあるでしょう)

後期予想志願者数244名 ÷ 後期定員96名 = 予想倍率2.54倍


千葉東 (前期3.15倍)

2014年 (2.77-1.81倍)  275 ÷ 382 = 72.0%
2015年 (2.84-1.92倍)  290 ÷ 397 = 73.0%
2016年 (2.91-1.90倍)  285 ÷ 412 = 69.2%
2017年 (2.80-1.84倍)  272 ÷ 389 = 69.9%
2018年 (3.18-2.01倍)  302 ÷ 470 = 64.2%

千葉東も県千葉、県船橋と同様に再志願率は例年70%前後で低めの学校です。
千葉東は学区2番手なので他校の影響を受けるため再志願率はやや読みにくくなっています。
2018年は前期倍率が3倍を超えたこともあり、再志願率は例年より大きく下がりました。

2019年前期受験者数605名 - 前期定員192名 = 前期不合格者数413名
今年は昨年に続いて前期3倍を越えていますので、ほぼ同じ64%が再志願すると考えると、
前期不合格者数413名 × 再志願率64% = 後期予想志願者数は264名になります。

後期予想志願者数264名 ÷ 後期定員128名 = 予想倍率2.06倍


佐倉 (前期2.91倍)

2014年 (2.68-2.08倍)  248 ÷ 282 = 87.9%
2015年 (2.54-1.85倍)  213 ÷ 259 = 82.2%
2016年 (2.70-2.31倍)  268 ÷ 285 = 94.0%
2017年 (2.78-2.10倍)  248 ÷ 299 = 82.9%
2018年 (2.68-1.80倍)  212 ÷ 283 = 74.9%

佐倉は地理的要因で抜ける先がないためか、再志願率がかなり高めの学校です。
2016年は前年の後期倍率が2倍を割っていたため、強気の出願になったと考えられます。
2018年は倍率が低かった薬園台に抜けたのか、再志願率が例年になく下がっています。
全体的には再志願率がかなり高いこともあり、倍率との相関の読み取りにくい学校です。

2019年前期受験者数489名 - 前期定員168名 = 前期不合格者数321名
今年は前期倍率が昨年より高く、薬園台の倍率が昨年並みに低いので、多めに抜けるかもしれません、
再志願率を昨年並みの75%として計算してみると、
前期不合格者数321名 × 再志願率75% = 後期予想志願者数は241名になります。

後期予想志願者数241名 ÷ 後期定員112名 = 予想倍率2.15倍
(昨年までは抜けずに再志願率が80%なら2.29倍になります)


薬園台 (前期2.24倍)

2014年 (2.32-1.68倍)  198 ÷ 221 = 89.6%
2015年 (2.89-2.03倍)  242 ÷ 317 = 76.3%
2016年 (2.40-1.94倍)  221 ÷ 236 = 93.6%
2017年 (2.67-2.03倍)  239 ÷ 281 = 85.1%
2018年 (2.09-1.45倍)  165 ÷ 183 = 90.2%

薬園台は前期や前年後期の倍率が低いと再志願率は高く、倍率が高いと低くという、わかりやすい傾向の学校です。
2018年は前期が例年にない低倍率だったため、再志願率は高くなりました。

2019年前期受験者数376名 - 前期定員168名 = 前期不合格者数208名
今年も倍率が低いため強気の志願が考えられます、昨年並みの90%で計算すると、
前期不合格者数208名 × 再志願率90% = 後期予想志願者数は187名になります。

後期予想志願者数187名 ÷ 後期定員112名 = 予想倍率1.67倍


市立千葉 (前期2.82倍)

2014年 (2.39-1.64倍)  193 ÷ 234 = 82.5%  
2015年 (2.57-1.71倍)  198 ÷ 264 = 75.0%
2016年 (2.14-1.61倍)  187 ÷ 191 = 97.9%
2017年 (2.81-1.92倍)  227 ÷ 304 = 74.7%
2018年 (2.45-1.74倍)  207 ÷ 244 = 84.8%

市立千葉は学区3番手ということもあってか、再志願率が年によって大きく動く学校です。
(そのわりには志願者数はずっと200名前後であまり変わらない不思議な学校です)

2019年前期受験者数474名 - 前期定員168名 = 前期不合格者数306名
今年は前期倍率が2017年とほぼ同じなので、再志願率を75%として計算してみると、
前期不合格者数306名 × 再志願率75% = 後期予想志願者数は230名になります。

後期予想志願者数230名 ÷ 後期定員112名 = 予想倍率2.05倍


小金 (前期2.90倍)

2014年 (2.90-1.90倍)  257 ÷ 364 = 70.6%
2015年 (2.70-1.97倍)  266 ÷ 327 = 81.3%
2016年 (2.71-1.78倍)  241 ÷ 329 = 73.3%
2017年 (2.94-2.00倍)  270 ÷ 373 = 72.4%
2018年 (2.81-1.89倍)  244 ÷ 348 = 70.1%

小金は2015年まで普通科、2016年から進学重視の総合学科に変わっています。
再志願率は2015年だけ80%を超えていますが、だいたい70%台前半で落ち着いています。

2019年前期受験者数557名 - 前期定員192名 = 前期不合格者数365名
再志願率を前年並みの70%として計算してみると、
前期不合格者数365名 × 再志願率70% = 後期予想志願者数は256名になります。

後期予想志願者数256名 ÷ 後期定員128名 = 予想倍率2.00倍


前期の辞退者が出て後期定員が増えたりして、実際の倍率は予想よりも下がることが多いように思います。
予想はあくまでも予想ですので参考程度に受け取ってください。

後期選抜は願書提出後に実際の倍率を見てから志願変更ができます。
倍率が気になるなら、最終判断は志願変更で行うのがよいでしょう。
予想倍率はそれまでの大まかな目安に使ってください。


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524.公立前期選抜が始まって

こんにちは、さくらです。
いよいよ公立前期選抜がやって来ました。

1日目の選抜を終えて、自己採点をした受験生も多いと思います。
自己採点が済んだら、終わった試験については忘れましょう。
合格しているかどうかは1週間後の発表を見るまで誰にもわかりません。
発表で合格を確認するまで受験は終わっていませんから、すぐに後期選抜に向けて勉強をスタートして下さい。

間違っても、学校や塾の先生に前期の合格点を尋ね回ったり、ネットで調べ回ったりしていてはいけません。
どんなにジタバタしても、前期の結果はすでに決まっているのです。
さっさと後期に向けて勉強しましょう。

くれぐれも発表までの1週間をドキドキ期待して過ごしてしまうことのないよう、気持ちを切り替えて頑張って下さい。
web進学塾にも「発表待ちの1週間」と題してアドバイスを書いています。

 

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