こんにちは、さくらです
ブログ更新の効率化から「進学コラム」と「さくらweb進学塾」を統合することにしました。
あらためて、よろしくお願いいたします。
早いもので、気がつけば夏休みまでひと月あまりです。
受験の天王山に成果の出せる勉強をするために、今回は夏休みまでにしておきたいことを書きます。
「夏休みまでに第1志望校をはっきり言えるようにしよう」
受験生にとって1学期最大の仕事は「志望校の絞り込み」です。
夏休みに「志望校を持って臨む」のと、「持たずに臨む」のとでは、勉強の成果は全く違ったものになります。
受験勉強は決して楽しいものではありません。
受験生の夏だからといって、それだけで「やる気がわき出てくる」なんてこともありません。
楽しくない勉強に向かうための原動力は「○○高校に合格したい!」と願う気持ちです。
高校を選ぶ理由は何でもよいのです。
有名校だからでも、近いからでも、部活が強いからでも、先輩が通っているからでも、何でもかまいません。
大切なことは、「自分はこの高校に行きたいんだ!」と強く思い込むことです。
思いを強くすればするほど合格に近づきます。
そのためには、まず高校について知りましょう。
地域にどんな高校があるのかわからなければ、志望校の決めようもありません。
自由な高校、勉強させる高校、部活動の盛んな高校、行事に熱心な高校、さまざまな高校があります。
高校を知ることは自分の未来を探す第一歩です。
高校を知るのに1番簡単なのは、受験ガイド本を手元に置いてパラパラ見ることです。(勉強中はダメですよ)
それだけで自分が進学できそうな学校名や基本情報は頭に入るはずです。
地域にある高校を知ったら、文化祭や説明会にも行きましょう。
友達に誘われてつき合いで行っても、自分にプラスになる印象は残せません。
自分の意志で、興味のある高校にどんどん出かけましょう。
どれだけ自分で「自分をその気にさせられる」か、それが受験勉強をうまく進めるカギです。
6月の模試を受験した人は志望校を何校か記入したでしょう。
志望校と積極的に向き合うためにも会場模試を受験することは有効です。
6月は受験できなかったという人は7月には受けてみるとよいでしょう。
「情報を集めよう」
高校受験は「情報勝負」です。
内申と試験の比率、検定の評価、部活動や生徒会活動の評価など、評価方法は高校ごとにまちまちです。
「プラスになると思って検定を取ったのに評価されなかった」なんて話を耳にすることもあります。
それは自分の情報収集が甘かったということです。
情報収集は勉強ほどのエネルギーも時間も必要としません。
今はインターネットがありますから、家にいながらにして有用な情報を収集することができます。
受験ガイド本で高校を絞り込んだら公式ホームページを見てみましょう。
ホームページには高校側がアピールしたい情報がたくさん載っています。
学校行事や日々の様子、部活の実績など、ガイド本には載っていない最新情報も見られるかもしれません。
ところで、高校の公式ホームページだけを見ているぶんには心配ありませんが、インターネット上には特定の意図を持って受験生を誘導するような情報もあります。
情報の出所をしっかり確認して、出所のはっきりしない情報は鵜呑みにしないようにしましょう。(進学コラムは大丈夫なので安心してください)
千葉県教育委員会のホームページにも募集定員や実施要項など重要な情報が掲載されます。
あいまいな情報は学校の先生や塾の先生に確認しましょう。
学校でも塾でも、先生は生徒や保護者では手に入れることのできない情報を持っています。
どんどん尋ねて正しい情報を蓄積していきましょう。
尋ねれば尋ねるほど先生もやる気を感じてくれて、よりよいアドバイスがもらえるようになるでしょう。
「夏休みに向けて課題をピックアップしておこう」
前回のweb進学塾にも書きましたが、夏休みの学習成果は事前の計画で決まります。
自分の実力も把握せず、具体的な目標もないまま、やみくもに勉強しても効果は期待できません。
3年生になって中学校では実力試験が行われていると思います、会場模試も始まっています。
実力試験や会場模試で自分の実力や苦手分野を把握し、志望校合格までの距離を実感してください。
志望校合格のためには「何を」「どのくらい」頑張ればよいのか、勉強の方向性を明確にしましょう。
そして、夏休みの課題にしたいことが見つかったら、どんどんピックアップしていきましょう。
ノートやレポート用紙に書き出しておくと後で整理しやすいです。
今はまだピックアップだけでOK、夏休みの計画を立てる段階で課題の優先順位を決めていけばよいのです。
本格的な受験勉強は部活を引退した夏休みからと考えている人は多いでしょう。
勉強するのは夏休みからでも、その準備段階の勝負はすでに始まっています。
この程度のことなら忙しいこの時期にも取り組めるはずです、面倒がらずにコツコツ進めておきましょう。