さくら進学クリニック 『進学コラム』

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358.2015年千葉県高校入試の日程

こんにちは、さくらです。
前回は判明し始めた私立高校の入試日程を紹介しましたが、今回は2015年入試全体の日程を確認したいと思います。
私立入試はいつ始まって公立入試にどう関係していくのか、しっかり理解しておきましょう。


12月15日ごろから  県内私立高校で入試相談を開始


入試相談とは、一部(実際は大半)の私立高校に中学校の先生が「合格の可能性」を相談に行くものです。
この段階で入試相談のある高校=安全校は決定します。
(入試相談とは何かについては、さくら進学クリニックの高校受験Q&Aも参考にしてください)


1月17日から  県内私立高校 前期選抜


県内私立高校の入試の中心は前期選抜です。
ほとんどの高校で前期選抜のほうが後期選抜よりも募集定員が多くなっています。


2月5日から  県内私立高校 後期選抜


多くの高校で後期選抜は2次募集的色彩が強くなっています。
入試相談のある学校を中心に後期選抜をやめる学校も多くなってきています。


ほとんどの高校では前期選抜の発表後に後期選抜の願書受付を締め切ります。
そのため前期の結果を見た上で後期の出願校を決めることができます。


私立後期と公立前期の間は1週間程度しかないので、私立後期を受験すると公立対策が手薄になる可能性があります。
公立第一志望の人は私立後期を受けないですむような併願パターンを組むと安心でしょう。


都内私立高校の一般入試(2月10日〜)を受験する人は、公立前期までほとんど間がないので注意しましょう。


2月12日13日  公立高校 前期選抜 (発表は19日)


試験日、発表日とも2014年と同じです。
願書受付は2月4日までなので私立前期の結果を見ての出願はできますが、後期の結果は間に合いません。


2月13日は筑波大付属、東京学芸大付属、お茶の水女子大付属など国立高校の試験日と重なります。
国立と公立上位校を併願したいと考えている人は注意が必要です。


前期選抜には志願変更がありません。
挑戦でいくのか、安全志向でいくのか、十分に考えて出願しましょう。


3月2日  公立高校 後期選抜 (発表は6日)


後期選抜の試験日は曜日の関係で2014年よりも2日遅くなっています。(発表日は変わりません)


後期選抜の願書受付は2月23日24日で前期発表日(19日)の4日後です。
前年までは前期発表の2日後とタイトな日程でしたが、2015年は多少の余裕ができています。
それでも、中学校では事前に願書を用意するように言われるでしょう。


後期選抜では願書提出後に志願校の変更(2月25日26日)ができます。
以前は変更することを中学校の先生が嫌ったものですが、最近は倍率を見て動く受験生も少なくありません。
前期が不合格になって気持ちが動転してしまった場合は志願変更まで落ち着いて考えるのもよいでしょう。


千葉県の高校入試は私立前期選抜から公立後期選抜発表まで50日以上もあります。
この間ずっと緊張状態が続きますので、受験生本人だけでなくご家族にとっても大変な試練となります。
心の準備は早めにしておきましょう。



県内私立上位校 前期選抜(併願)の日程と注意点
青字は2015年の日程、黒字はホームページ未掲載のため2014年の日程です)


1日目(17日)  市川、専修大松戸、日大習志野成田国府台女子学院
2日目(18日)  東邦大東邦昭和学院秀英専修大松戸、芝浦工業大柏
3日目(19日)  渋谷教育学園幕張、芝浦工業大柏


第一志望(単願・専願)入試はほとんどが前期に行われています。
併願入試も前期の定員のほうが多くなっています。
定員配分を考えれば県内私立入試の中心は前期にあるといえます、合格を確保したい高校は前期から受験しましょう。


渋谷幕張の前期は5科入試です。
東邦は前期・後期とも4科(英数国理)入試です。
専大松戸芝浦工大柏は2日間入試がありますが、1日だけの受験も2日続けての受験もできます。


県内私立上位校 後期選抜(併願)の日程と注意点


1日目(5日)  市川、専修大松戸、芝浦工業大柏、成田
2日目(6日)  東邦大東邦昭和学院秀英国府台女子学院
3日目(7日)  渋谷教育学園幕張日大習志野


後期は募集定員が少なく倍率も高めの高校がほとんどです。
大幅に合格者を絞る場合もあり、過去の入試結果(偏差値・倍率)と大きく異なる結果になることがあります。



公立前期選抜について


前期選抜の定員枠は普通科で30%〜60%となっていますが、全校で上限の60%に設定されています。
専門学科では50%〜80%となっており、上位校でも県柏・理数科など80%の高校があるので注意が必要です。


選抜は1日目は共通問題(1教科50分)を、2日目は学校独自の検査(面接、作文、自己表現、学校独自問題など)を実施します。
2014年入試では独自問題を実施する学校は千葉東1校のみでした。


前期選抜では「調査書の評価方法」や「学校独自の検査の扱い」など、高校によって選抜・評価方法がまちまちです。
各高校のホームページに「選抜・評価方法」や「2日目の選抜内容」が掲載されていますので確認しておくとよいでしょう。
(ただし、現在掲載されているのは前年のものです、新しいものは例年10月下旬ごろに掲載されます)


公立後期選抜について


後期選抜は5教科の全校共通問題です。
1教科40分なので前期選抜の試験問題を若干圧縮したような形になっています。
問題数が少ないため1問の配点が大きいのが特徴です。


各高校が必要に応じて面接等を実施できることになっていますが、上位校ではほとんど実施されません。
後期選抜は全校がほぼ同じ方法で選抜します。
調査書と学力検査の比率は学校ごとに決められていますが、上位校では内申135点+学力検査500点=635点満点の勝負です。
内申点は中学校評定合計平均値により修正される(前期も後期も)ため135点を超える場合もあります)



かけ足で2015年の千葉県高校入試について確認してきました。
9月ごろまでには私立高校の募集要項も出揃うはずです。
学校説明会や学校行事などにもぜひ積極的に出かけてみてください。


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