こんにちは、さくらです。
公立高校の得点開示が終了して2週間が過ぎました。
そろそろ報告も少なくなってきていますので、このあたりで結果報告をしたいと思います。
今年は得点開示の報告に前期・後期合わせて のべ149件 も報告をしていただきました。
貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。
ここでは、送っていただいた情報のうち
合格された方の中での最低得点(合格最低得点)と
不合格だった方の中での最高得点(不合格最高得点)を掲載いたします。
実際の合格最低点は、この合格最低得点と不合格最高得点の間にあると考えられます。
貴重な情報を多数寄せていただきましたが、情報数が少ない学校では合格点を探るのが難しくなります。
そのため、ここでは情報数が2件以下の学校については省略させていただきます。
3件以上の情報があった学校については、報告が「合格のみ」「不合格のみ」であっても掲載しています。
特に断りがない場合、得点は「内申点(約135点満点)+学力検査の得点(500点満点)」で計算しています。
前期選抜で計算方法が異なる学校については、それぞれに計算方法を記載しています。
学校によっては、調査書の内容(部活動・生徒会活動・検定など)によって加点・減点する場合がありますが、それは得点開示ではわからないので考慮していません。
ここでいう内申点は「算式1」によって修正したものです。
「算式1」による修正は「調査書の評定の3年間合計+95−中学校評定合計平均値」で計算することができます。
(中学校の平均が95より高ければ減点に、低ければ加点になります)
ここに記載している合格最低得点、および不合格最高得点は、送っていただいた情報の中でのものです。
実際の合格最低得点や不合格最高得点と同一であるとは限りませんのでご注意ください。
前期選抜
県立千葉 情報数15件(合格10件、不合格5件)
県千葉の前期では「内申点を順位付けしない」としているので、「学力検査の得点」のみで得点を出しています。
合格最低得点 425点
不合格最高得点 419点
県千葉前期では420点〜425点の間に合格最低点があると思われます。
県立船橋 情報数19件(合格12件、不合格7件)
県船橋の前期は内申点が0.5倍となります。
「内申点×0.5+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 467点
不合格最高得点 463点
県船橋前期では464点〜467点の間に合格最低点があると思われます。
東葛飾 情報数18件(合格9件、不合格9件)
合格最低得点 510点
不合格最高得点 508点
東葛飾前期は2点差まで特定できました。
調査書の記載事項による加点などがなければ、合格最低点は509点か510点ということになります。
千葉東 情報数10件(合格5件、不合格5件)
千葉東の前期は内申点が0.4倍となり、独自問題(100点満点)が加算されます。
「内申点×0.4+共通問題の得点+独自問題の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 487.6点
不合格最高得点 483.6点
千葉東前期では483.7点〜487.6点の間に合格最低点があると思われます。
佐倉 情報数8件(合格5件、不合格3件)
合格最低得点 485点
不合格最高得点 464点
佐倉前期は21点も差があり特定は難しい状況です。
薬園台 情報数11件(合格3件、不合格8件)
合格最低得点 469点
不合格最高得点 480点
薬園台前期は合格最低と不合格最高が逆転しています。
薬園台では特別活動等の記録を15点満点で評価することになっているので、そこで差がついたということでしょう。
469点の生徒には特別活動での加点がかなりあったと考えられます。
加点は15点満点ですから、この生徒は最大で469+15=484点になる可能性があります。
したがって、合格最低点は481点〜484点の間にあると思われます。
市立千葉 情報数5件(合格4件、不合格1件)
合格最低得点 475点
不合格最高得点 460点
市千葉前期では461点〜475点の間に合格最低点があると思われます。
佐倉・市千葉の前期選抜で470点台付近の得点をされた方、ぜひ情報の提供をお願いいたします。
幕張総合 情報数3件(合格2件、不合格1件)
合格最低得点 444点
不合格最高得点 428点
幕張総合前期も16点差があり特定は難しい状況です。
後期選抜
後期選抜は受験者数そのものが前期に比べて少ないため、情報は集まりにくくなっています。
後期選抜では、全校で通常の計算方法「内申点+学力検査の得点」で得点を計算しています。
県立千葉 情報数4件(合格4件、不合格0件)
合格最低得点 565点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
県立船橋 情報数5件(合格5件、不合格0件)
合格最低得点 548点
県船橋後期も不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
東葛飾 情報数10件(合格8件、不合格2件)
合格最低得点 535点
不合格最高得点 529点
東葛飾後期では530点〜535点の間に合格最低点があると思われます。
千葉東 情報数6件(合格4件、不合格2件)
合格最低得点 527点
不合格最高得点 500点
千葉東後期は27点差があり特定は難しい状況です。
佐倉 情報数4件(合格3件、不合格1件)
合格最低得点 518点
不合格最高得点 494点
佐倉後期も24点差があり特定は難しい状況です。
薬園台 情報数7件(合格3件、不合格4件)
合格最低得点 541点
不合格最高得点 505点
薬園台後期は36点も差がありまったく特定はできない状況です。
幕張総合 情報数3件(合格3件、不合格0件)
合格最低得点 459点
幕張総合後期は不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
次回は、情報の多い学校について、集まったデータをもう少し掘り下げてみたいと思います。