こんにちは、さくらです。
5日から私立後期選抜がスタートしました。(昨日は大雪ににならなくてよかったですね)
昨日は市川と専大松戸で、今日は東邦、昭和秀英、芝浦工大柏、成田で発表がありました。
市川 (定員 後期35名)
一般 受験者378名 合格者115名 倍率3.29倍 (昨年は3.61倍)
前期に続いて志願者減となった市川でしたが、受験者149名減に対し合格者も31名減となったため倍率をやや下げた程度になっています。
後期の合格者数はこの5年間で、
176名→158名→163名→146名→115名と減少してきています。
特に今年は一気に減ったので、市川も他の1番手校と同様に後期の合格者を絞る方向だと考えてよいのでしょう。
専修大学松戸 (後期30名)
受験者183名 合格者51名 倍率3.59倍 (昨年は4.24倍)
専大松戸は受験者25名減で、合格者がわずかに増えた(+2名)ため倍率は少し下がりました。
一昨年が6.05倍だったことを考えると、この程度ならば「試験として成立する(許せる)」倍率だといえるでしょう。
東邦大学付属東邦 (後期20名、昨年は30名)
受験者198名 合格者63名 倍率3.14倍 (昨年は5.33倍)
東邦は受験者106名の大幅減(3分の2になった)に対して合格者は微増(+6名)で、普通の1番手校並の倍率に戻りました。
後期の合格者数は昨年までの5年間で3分の1近くまで減りましたが、このあたりの数(60名前後)で落ち着くのでしょうか。
昭和学院秀英 (後期30名)
受験者354名 合格者88名 倍率4.02倍 (昨年は4.26倍)
昭和秀英は受験者が30名増えたものの、合格者もやや増加(+12名)したため若干倍率が下がっています。
それでも、倍率4倍台の厳しい入試なのは今年も変わっていません。
昭和秀英も、後期合格者数を昨年までの5年間で3分の1近くまで減らしましたが、このあたりで止まるのでしょうか。
市川も秀英も入試を前期にシフトするのなら、実勢が受験生に伝わるよう、東邦のように定員を変更すべきだと思います。
芝浦工業大学柏 (後期15名)
受験者133名 合格者23名 倍率5.78倍! (昨年は1.89倍)
前期に続いて志願者大幅増の芝浦工大柏は、受験者61名増に対して合格者を15名も減らしたため考えられないような倍率になっています。
昨年までが緩めの倍率だっただけに、余計に厳しく感じられます。
(今年の芝浦工大柏を見ると、「理系人気」は中学生まで波及していると考えてよいのでしょうか)
思うような結果を得られなかった受験生は「今年は厳しい入試だったのだから仕方がない」と、公立入試に向けて気持ちを切り替えてください。
成田 (後期110名、昨年は80名)
受験者603名 合格者479名 倍率1.26倍 (昨年は1.98倍)
定員を110名に戻した成田は、合格者を138名増やして大幅に倍率を下げました。
この結果を見て来年は動いてくるのか、それとも、公立一本化まで待つのでしょうか。
明日は渋谷幕張で発表があります。