新受験生(現中2生)のみなさん、こんにちは、さくらです。
今回から2012年入試に向けて、「さくら進学クリニック2012」を始動させます。
昨年は公立入試が新制度になるなど「混乱の入試」でした。
受験を終えたばかりの元受験生たちは、大変な思いをしながら高校進学にたどり着きました。
幸せなことに、新受験生は「昨年の入試がどういうもの」であったのか、参考にして動くことができます。
とはいえ、情報は自分で求めないと入ってきません。
誰かが何かしてくれるのを待っているだけではダメなのです。
このブログ「さくら進学クリニック」では、みなさんの進むべき方向性を見出す「材料の1つ」として情報提供をしていきます。
ここを見ているあなたは、すでに自分から情報を集めていることになります。
そうして、どんどん情報を集めて、自分の受験を有利に進めていってください。
これから1年間、よろしくお願いいたします。
新年度の第1回目は「春休みの過ごし方」についてお話しします。
高校受験というレースは、ゴールの時期が決まっています。
ゴールまでの時間が決まっていれば、早くスタートした者が有利なのは明白です。
そういう意味で、現中2生にとって春休みは「受験生であることを自覚する」大切な時間だといえます。
保護者の時代と違い、今、学校では、なかなか受験の話が出てきません。
逃避していようと思えば、1学期の終わりくらいまでは受験を意識せずに逃避していられるでしょう。
しかし、それでは希望する高校に進むことは難しくなってしまいます。
だからこそ、「自分自身で意識」して、受験生としてのスタートを切らなくてはなりません。
そこで、この春休みに、今までやったことのない勉強をしましょう。
多くの中2生は、学校のテスト前以外に特別な勉強をしたことはないと思います。
受験生の第1歩として、中2までの総復習を「問題集」を使ってやりましょう。
科目は「英語か数学」がよいでしょう。
特に、おすすめの問題集はありません。
本屋に行けば、総復習の問題集が数多く出ています。
まずは本屋に行きましょう。(問題集選びも、また勉強です。)
短い春休みに英・数の両方をやるのは困難ですから、どちらか、やる気の出る方をやってみましょう。
苦手な方でも、得意な方でも、それは自分自身で決めればよいのです。
大切なことは、「必ずやり遂げること!」
受験生のスタートで挫折しては、マイナス効果になってしまいます。
そのために問題集は薄めのものにすること。
2週間ほどしかない春休みに、100ページ以上の問題集を完成させるのは困難です。
極端な話、薄ければ薄いほどよいです。
また、総復習ですから、あまり難しいものも避けましょう。
基本を確認しつつ「サクサク進む」ことが、やり遂げるカギです。
実力アップはもちろん大切ですが、この春休みの目的は、あくまでも「受験生になる」ということです。
これをやり遂げれば、受験生になったという「自覚」が生まれてくるでしょう。
夏休みになれば、誰もが受験生であることを意識し、勉強して当たり前になります。
その前に、いち早く受験生になって、志望校に一歩も二歩も近寄っておきましょう。
春休み、2週間の頑張りで大きな貯金が出来るはずです。
頑張って下さい!
受験を終えた元受験生みなさんに、得点開示の報告をお願いしています。
発表の翌日、3月9日から開示が始まって半月が過ぎました。
この間、大地震や計画停電などがあり、なかなか落ち着いた暮らしにはなっていないと思いますが、23日現在で26名の方が得点を寄せてくださいました。
本当に、ありがとうございます。
開示から半月が過ぎましたので、ここで中間報告をしておきたいと思います。
とはいえ、2・3件のデータでは、信頼性のある情報は提供できないので、ある程度の数(せめて5件以上)が集まった学校について報告致します。
しかし、報告をいただいている学校がかなりばらけていまして、5件を越えているのは県船橋(9件)のみです。
(それだけ様々な方にご覧いただいているということですから、とてもありがたいことなのですが。)
他は東葛飾(4件)、千葉東(3件)などとなっています。
このあたりは、もう少しで発表ができそうなので、まだ開示に行けそうな方は報告よろしくお願い致します。
そんなわけで今回は、県船橋のデータのみ報告致します。
「算式1」による内申の修正方法は
「評定の3年間合計+95−中学校評定合計平均値」で出すことができます。
(中学校の平均が95より高ければ減点に、低ければ加点になります。)
「前期選抜」 (データ8件)
報告していただいた中で、合格された方の最低得点 495点
(県船橋の前期は内申点が半分になるので、「算式1を使用して修正した内申点÷2+学力検査の得点」で計算しています。)
報告していただいた中で、不合格だった方の最高得点 489点
したがって、前期の合格最低点は490点台前半にありそうです。
「後期選抜」 (データ4件)
報告していただいた中で、合格された方の最低得点 533点
(後期は「算式1を使用して修正した内申点+学力検査の得点」で計算しています。)
報告していただいた中で、不合格だった方の最高得点 529点
したがって、前期の合格最低点は530点台前半にありそうです。
みなさんのおかげで、県船橋に関してはかなり精度の高い数値が得られました。
本当にありがとうございます。
得点開示は、4月8日までです。
引き続き、みなさんのご報告をお待ちしています。
みなさんのご協力で、次の受験生に有用な情報を提供していくことができます。
よろしく、お願いいたします。
これから得点の書き込みされる場合は、こちらのコラムをよくお読みになって、必要な情報のみ書き込みをしてください。
(「合否」を書くのを忘れないようにして下さい、せっかく書き込みいただいても「合否」がわからないと、データとして使えなくなってしまいます。)
内申点や入試の得点は「個人情報の極地」のようなものですから、氏名、中学校名などの個人情報は絶対に書き込まないようにして下さい。
また、「さくら進学クリニック」ではコメントは公表されてしまいます。
「さくら談話室」では非公表の設定ができますので、非公表をご希望の場合は談話室に書き込み願います。
得点開示の書き込みは「最新記事のコメント欄」にお願いいたします。
(何回も前の記事だと、せっかく書き込んでいただいても気づかない可能性がありますので。)
情報提供を求める高校は特に定めていません。
レベルにかかわらず、参考にさせていただきますので、1件でも多くの書き込みをいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
なお、「さくら談話室」では非公表扱いにできますが、その場合は、お礼のコメントは控えさせていただきます。
申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
進学先が決まったら、受験勉強の熱が冷めてしまわないうちに、次にむけて走りはじめましょう。
高1で絶対に落とせない科目は「数学」です。
数学は1度わからなくなると取り戻すのが困難で、落ちこぼれると国公立大への道が絶たれてしまいます。
入学までに、できる限り先取りしておきましょう。
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