・渋谷教育学園幕張 (定員 前期 学力・帰国・特別活動の合計30名)
学力入試 受験者624名 合格者261名 倍率2.39倍 (昨年は2.86倍)
(合格者のうち、特別特待35名 特待55名(昨年は22名・59名))
受験者12名減に対し、合格者は39名も増えたのでかなり倍率を下げました。
渋谷幕張で2倍台前半というのは近年ないことだと思います。
受験生のレベルは「これ以上ない」ところまで来ていますから、倍率だけを見て「楽になった」とは言えませんが、「当たり年」だったとは言えるでしょう。
(特別特待の合格者が増えているということは、それだけ優秀な受験生が多かったということなのでしょう。)
渋谷幕張(学力)の前期合格者数は、08年168名→09年172名→10年222名→11年261名と年々増えています。
東大実績の伸びにともなって、県外からの優秀な層が増えて歩留まりが悪くなっているのでしょうか。
今年は海城が高校募集を停止しましたから、例年以上に難関進学校志望者が渋幕に流れてるのかもしれません。
渋谷幕張は県内他校とは受験生の流れが違うと考えた方がよいのでしょう。
・芝浦工業大学柏 (前期105名)
1回受験者323名 2回受験者391名 合格者390名 倍率1.83倍 (昨年は1.16倍)
2日間合計の受験者は714名と223名増えたのに対し、合格者は32名減りましたから、倍率は大幅アップになっています。
専大松戸と同様に「1日だけ」の受験者と「2日とも」の受験者が存在するので、実質的な倍率はもう少し低めなのだと思いますが、昨年とはまったく違う入試になったと言えるでしょう。
出願段階では「試験日変更の成果は微妙」と書きましたが、これだけ倍率が上がれば学校側としては成功と言ってよいでしょうね。
明日の日大習志野で県内前期の発表も終了です。
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