新受験生(現中2生)の皆さん、こんにちは。
今回から2011年入試に向けて、「さくら進学クリニック2011」を始動させます。
今年は公立高入試に大幅な変更があるなど、不安要素の多い年です。
「さくら進学クリニック」では、受験生の不安を少しでも解消できるよう、情報提供をしていきたいと思います。
1年間、よろしくお願いいたします。
新年度1回目の今回は、春休みの過ごし方についてお話しします。
高校受験というレースは、ゴールの時期が決まっています。
ゴールまでの時間が決まっていれば、早くスタートした者が有利なのは明白です。
そういう意味で、現中2生にとって春休みは、「受験生であることを自覚する」大切な時間だといえます。
親御さんの時代と違い、今、学校では、なかなか受験の話が出てきません。
逃避していようと思えば、1学期の終わりくらいまでは、受験を意識せずに逃避していられるでしょう。
しかし、それでは希望する高校に進むことは難しくなってしまいます。
だからこそ、受験生としてのスタートは、自分自身で「意識して」切らなくてはなりません。
そこで、この春休みに、今までやったことのない勉強をしましょう。
多くの中2生は、学校のテスト前以外に特別な勉強をしたことはないと思います。
受験生の第一歩として、中2までの総復習を「問題集」を使ってやりましょう。
科目は「英語か数学」がよいでしょう。
特に、おすすめの問題集はありません。
本屋に行けば、総復習の問題集が、数多く出ていると思います。
まずは本屋に行きましょう。(問題集選びも勉強です)
短い春休みに、英・数、両方やるのは困難ですから、どちらか、やる気の出る方をやってみましょう。
苦手な方でも、得意な方でも、それは自分自身で決めればよいのです。
大切なことは、「必ずやり遂げること!」。
受験生のスタートで挫折しては、マイナス効果になってしまいます。
そのために問題集は薄手のものにすること。
2週間ほどしかない春休みに、100ページ以上の問題集を完成させるのは困難です。
極端な話、薄ければ薄いほどよいです。
また、総復習ですから、あまり難しいものも避けましょう。
基本を確認しつつ「サクサク進む」ことが、やり遂げるカギです。
実力アップはもちろん大切ですが、この春休みの目的は、あくまでも「受験生になる」ということです。
これをやり遂げれば、受験生になったという「自覚」が生まれてくるでしょう。
夏休みになれば、誰もが受験生であることを意識し、勉強して当たり前になります。
その前に、いち早く受験生になって、志望校に一歩も二歩も近寄っておきましょう。
春休み、2週間の頑張りで、大きな貯金が出来るはずです。
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