今朝の新聞に県内私立高校後期選抜の志願状況が掲載されました。
前回取り上げられなかった上位校の志願状況を見ていきましょう。
・渋谷教育学園幕張(後期定員40名?、昨年は20名)
460名 (昨年は478名)
私学協会の要項では、後期の定員は20名になっていたのですが、新聞では40名になっています。
より新しい数字のほうが信憑性が高いと考えると、渋谷幕張の後期では例年より多く取るということなのでしょうか。
(あまり期待しない方がよいとは思いますが)
渋谷幕張の志願者層はレベル的に限定されることもあり、志願者数は昨年とほとんど変わっていません。
前期同様に、やや多めに合格者を出すなら(募集定員の件もありますし)、厳しかった昨年(3.94倍)よりは多少は緩和されるでしょう。(それでも3倍は切らないと思いますが)
・市川(後期35名、昨年と変わらず)
582名 (昨年は503名)
市川は前期ほどではないものの、後期も志願者増(16%増)になっています。
前期同様に合格者を多少多めに出しても、厳しさは変わらないと思われます。
ただし、受験者層は前期よりレベルが下がっているはずなので(これは1番手校はどこも同じですが)、受験生は希望を持って力を出し切ることに努めて下さい。
・専修大学松戸(後期30名、昨年と変わらず)
230名 (昨年は408名)
前期に合格者を増やした(138名増)のと、昨年の高倍率(7.85倍)を見て受験生が敬遠したのか、志願者は大幅減になっています。
専大松戸の後期選抜は、昨年のように大きく合格者を減らすことがあり、2次募集に近いイメージです。
受験生は心して臨みましょう。
418名 (昨年は487名)
前期は志願者を増やした日大習志野ですが、後期は69名(14%)減少しました。
日習の後期は、前期に比べると倍率が高くなるので、昨年、低倍率だった成田に受験生が流れたのかもしれません。
・成田(後期110名、昨年と変わらず)
966名 (昨年は843名)
昨年の低倍率を見てか、志願者123名増(15%増)になっています。
ただ、昨年が合格者大量増の特別な年だったので、今年も同じように取るかどうかはわかりません。
(むしろ、反動があってもおかしくありません。)
例年並みなら2倍前後なのですが、正直、今年はまったく読めません。
いよいよ、明日から後期選抜です。
受験生は志願者の増減など気にせず、実力を十二分に発揮してきて下さい。
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