さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2025年千葉県公立高校入試は2月18・19日です

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進学コラム144「入試までの流れ」

今回は、2010年入試までの流れを解説しましょう。

千葉県では冬休みが終わると、2月末まで「延々」と入試が続きます。
公立上位校志望者は、かなりきつい50日間になりますので、心しておきましょう。


それでは、入試までの日程を順を追って解説していきます。(私立の入試日程は未発表のため、昨年のものです。ご注意下さい。)


◎12月15日から、県内私立高校で「入試相談」開始

高校入試は、本人たちの知らないうちに、ここからスタートします。
この段階で、「安全校」は決定します。


◎1月16日から「県内私立前期選抜」

前期選抜(併願)の日程(昨年のものです)
 16日 市川・専修大松戸・日大習志野・千葉英和
 17日 東邦大東邦昭和学院秀英専修大松戸・国府台女子学院・日出学園
 18日 渋谷教育学園幕張
 19日 芝浦工業大柏・八千代松陰

第一志望(単願・専願)入試は、ほとんどが前期に行われています。

併願入試では、ほとんどの学校で前期の定員のほうが多くなっています。
定員配分を考えれば、県内私立高入試の中心は前期にあるといえます。
どうしても合格を確保したい高校は、前期から受験しましょう。


県内私立高の合格発表は、ほとんど翌日か2日後にあり、すぐにに入学手続きをしなくてはなりません。
千葉県では併願受験の場合、延納金(5万円以内)を払えば、公立の発表まで待ってもらえるのですが、前期で合格した学校に延納金を払った後、後期で更に上位の学校に合格してしまうと、また延納金を払うことになります。
併願プランを工夫することで、無駄な納入金を多少でも減らすことが可能です。


成田の前期選抜は、第一志望(特進)のみで併願はありません。
日出学園の入試は前期のみです。
渋谷幕張の前期は5科入試です。(芝浦工大柏は、昨年から3科になりました)
東邦は前期・後期とも4科(英数国理)入試です。


◎1月27日から「県内私立後期選抜」

後期選抜(併願)の日程(昨年のものです)
 27日 市川・専修大松戸・国府台女子学院・千葉英和
 28日 東邦大東邦昭和学院秀英
 29日 渋谷教育学園幕張日大習志野・成田・八千代松陰
 30日 芝浦工業大柏

後期は募集定員が少ないだけでなく、想定以上に合格者を絞ることがあります。
過去の入試結果(偏差値)は、あてにならないこともあるので注意が必要です。


成田の併願入試は後期のみです。
日出学園は後期選抜での入試を行っていません。


◎2月5日「公立特色化選抜」(2月12日発表)

特色化選抜の定員枠は、上位校もほぼ全校が50%になりました。
検査方法・定員などは、例年7月頃に発表になります。
2010年が最後の特色化選抜ということで、あまり変更はないとは思いますが、注意しておきましょう。

前回も書きましたが、公立高校では「選抜・評価方法」がホームページで公表されています。
必ずしも、「独自問題」=「一発勝負」ではありませんから、自分の志望校の評価方法を確認しておきましょう。
独自問題は、年による「レベル・傾向」の差が激しく、過去問は参考程度と考えた方がよいでしょう。


◎2月25・26日「公立一般入試」(3月4日発表)

一般入試では、願書提出後、「一度だけ」志願校の変更(2月19日〜22日)が出来ます。
以前は志願変更することを、中学校の先生が嫌ったものですが、最近は倍率の低めの学校へと、積極的に動くようになっています。

一般入試は、入試システムが全校同じで「完全に判明」しているため、自分の「内申点」「模試の成績」などから、かなり結果を読むことができます。
ムチャな出願をしても、奇跡は起こりにくいので、一般入試では実力相応の学校を受験することを勧めます。

千葉県の一般入試は、英語・理科・社会の、いわゆる暗記科目で高得点が可能です。
ただし、ここ2年ほど問題が難しくなっている(平均点が低めになっている)ので、上位校を目指す受験生は、早め早めの対策を心がけましょう。


最初にも書きましたが、千葉県の入試は「私立前期選抜」から「公立一般入試発表」まで50日間もあります。
この間、ずっと緊張状態が続きますから、受験生本人だけでなく、ご家族にとっても、大変な試練だと思います。
心の準備だけは、早めにしておきましょう。


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