新学年がスタートしたと思ったら、もう10日ほどでゴールデンウイーク(以下GWと略)です。
新中3生の皆さんは、そろそろ「受験生」としての意識ができてきているでしょうか。
まだまだという人は、このGWを活用しましょう。
GWを夏休みの前哨戦、「ミニ天王山」にするのです。
「えー、部活の練習や練習試合もあるのに・・・。」という声が聞こえてきそうですね。
たしかに、GW中も部活動はあるかもしれません。
でも、学校の授業はありません。
そのぶんは確実に時間が取れるはずです。(部活動が朝から晩まであるなら、話は別ですが。)
実際、中学3年生にとって、まとめて勉強する時間が取れるのは、「GW」「夏休み」「冬休み」の3回しかありません。
その第1回目となるGWを逃してしまうのは、もったいなさすぎます。
このGWに「受験生」としての勉強を踏み出しましょう。
そして、ついでに実力アップもしてしまいましょう。
内容は前回のコラムでも書きましたが、中1・中2の復習がよいと思います。
薄手の問題集なら、GW中に仕上げてしまうことも可能でしょう。
そのために、科目は一つに絞りましょう。
短期間で効果があるのは、やはり、英語・理科・社会の暗記系科目です。
特に英語は、中2までの内容などは、たいした量ではありません。
ここで、総ざらえしておけば、過去問に取りかかったときに楽ができるでしょう。
塾に通っているなら、中3の既習内容のおさらいをするのもよいでしょう。
展開・因数分解などは、「練習量勝負」の単元ですから効果抜群です。
注意すべきことは、やるからには計画通り「やり遂げる」こと。
「やり遂げた」という達成感が、次の勉強への気持ちにつながります。
したがって、繰り返しになりますが、科目は1科目に絞り、薄い問題集を選択しましょう。
問題集を選んで、ページの割り振りを計画したら、あとは「頑張るのみ!」です。
ところで、晶文社の「高校受験案内」(黄色い本)の新版が、早くも発売になっています。
受験ガイド本は、志望校選びのために、ぜひ1冊は持っておきたいものです。
晶文社の受験案内は、掲載されている学校数が(上位校から下位校まで)多いので、1学期中に志望校の絞り込みをするには良い1冊でしょう。
入試相談の目安も掲載されています。
分厚くて存在感もあるので、机に置いておくだけで受験生になったという気にもなれます。
ただし、上位校に関しては、市進の「高校受験ガイド」(例年、5月後半頃に出ます)のほうが、情報量が多く信頼性も高いと思います。
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