一昨日は芝浦工大柏の、昨日は日大習志野の発表と、特色化選抜の志願者数の発表がありました。
・芝浦工大柏(定員50名)
合格者74名(受験者132名)、倍率は1.78倍です。
昨年は2.87倍でしたから、ここは後期もお買い得だったと思います。
前期でも書きましたが、そろそろ試験日を変えるなど、何かしてきそうに思うのですが・・・。
・日大習志野(定員70名)
合格者145名(受験者398名)、倍率は2.74倍です。
昨年の6.02倍よりは、ずいぶん緩和されました。
昨年の絞り方を見てか、受験者が168名も減った上に、合格者を94名→145名と51名も増やしたのが効きました。
それでも定員比率でいえば、前期170名・後期70名に対し、合格者は前期1106名・後期145名ですから、まだまだ後期の合格者は少ないと思います。
昨年も書きましたが、前期200名・後期40名くらいに(昨年よりは後期を増やしましたが)すべきだと思います。
そして、公立高校特色化選抜の志願状況です。
上位校では
県千葉 592名(昨年比+17名)3.70倍(昨年の志願倍率は4.49倍)
県船橋 548名(−79)3.91倍(4.48倍)
東葛飾 531名(+36)3.32倍(3.09倍)
千葉東 512名(−28)3.20倍(3.38倍)
佐倉 543名(−7) 3.39倍(3.44倍)
薬園台 473名(+61)3.38倍(2.94倍)
県柏 442名(+21)3.95倍(3.76倍)
全体的に上位校は動きが少なくなってきています。
県千葉の倍率が下がっているのは、定員が40%から50%に増えたからです。志願者は微増なので一般入試は注意!
ここ数年、高倍率が続いている県船橋は、さすがに敬遠されたようで、そのぶんが薬園台に流れている感じです。
私立上位校が、前期選抜で軒並み厳しかったことも影響しているのかもしれません。
東葛飾はやや増で500名の大台に乗りました。人気が戻ってると考えてもいいのでしょうか。
他に目立つところでは、国府台が408名(+116名)2.91倍と大幅増になっています。長期低迷状態から抜け出すことができるのか注目です。