今年は、例年より2日早く、12月23日から冬休みに入りました。
受験生にとっては、入試前に、まとまった勉強ができる、最後の機会です。効果の出る勉強をしてください。
冬休みの学習で、気をつけておきたいことは、計画のやり残しを出さないこと。
冬休みが終わると、1週間で、私立高推薦入試が始まってしまいます。やり残しがあっても、次にやる機会などはありません。
また、入試直前に、やり残した物があるのは、気持ちの面でも好ましくありません。
したがって、やり残しが出ないような、完結できる計画を、立てることが大切です。
冬休みは、クリスマスや、お正月があるため、勉強に集中しにくい時期でもあります。
「苦手科目の克服」などといった、大きな目標を立てるより、「作図の練習をする」など、単元を絞った勉強が好ましいでしょう。
また、冬休みが終わると、私立高入試があるため、心理的に、3科の勉強に集中したくなります。公立第一志望の人は、冬休み中に「理・社の完成」を、最大の目標にしましょう。
もちろん、漢字練習は進んでいますね。冬休み中も、漢字練習の手を緩めてはいけません。もし、漢字練習を始めていない人がいたら、この冬休みに、集中的に(一日50個とか)練習しましょう。まだギリギリ間に合うはずです。
塾の冬期講習に通う人は、授業の復習なども、必ず冬休み中に終えておきましょう。
そのためには、塾の勉強以外には、あまり手を広げないほうが良いでしょう。冬期講習では、入試に必要な「総まとめ」をやるはずですから、その、完全マスターに集中したほうが、効果が出るはずです。
わずか2週間ほどの、冬休みですが、今が最も力のつく時期でもあります。合格を手にするその時まで、頑張りましょう。
(年内の、進学コラムの更新は、これが最後になると思います。来年もまた、よろしく、お願いします。よいお年を!)