こんにちは、さくらです。
得点開示が終了して10日、新たな報告も来なくなってきましたので、このあたりで結果報告をしたいと思います。
ただ、今年はリアルタイム報告で更新していましたので、新たに報告する内容がありません。
そんなわけで結果報告とともに、前年の合格点と比較して、上位生にとって今年の公立の問題が難しかったのか、考えてみたいと思います。
まずは、貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。
直接送信された方の書き添えていただいた文章もすべて読ませていただきました。
合格と不合格、両方の情報があってはじめて合格最低点の特定をすることができます。
不合格の情報を送ってくださった方には特に感謝いたします。
ここでは、送っていただいた情報から、合格の最低得点と不合格の最高得点の間を実際の合格最低点と考えています。
合格の最低得点と不合格の最高得点の間が開いていると特定は難しくなりますが、そのまま記載しています。
不合格の報告がなかった高校については、合格の最低得点を「○○点以下」として記載しています。
得点は内申点(135点満点)と学力検査の得点(500点満点)とで計算しています。
高校によっては調査書の評定以外の内容(部活動・生徒会活動・検定など)によって加点する場合がありますが、その評価は得点開示ではわからないので考慮していません。
2日目の学校設定検査による得点も得点開示ではわからないので考慮していません。
したがって、ここで報告する合格最低得点を上回る得点をした生徒が必ず合格しているとは限りません。
ここに記載している 合格最低得点 および 不合格最高得点 は送っていただいた情報の中でのものです。
実際の合格最低点や不合格最高点と同一であるとは限りませんのでご注意ください。
合格最低点の後の( )は実質倍率です。
前年(2021年)の合格最低点と比較して、増減を計算しています。
なお県千葉は、学校設定検査(思考力を問う問題、100点満点)の得点が開示されない状況で合格最低点を探っても意味がないと考え、掲載していません。
(県教委に「思考力を問う問題」の得点も開示するよう、みんなで強く働きかけましょう!)
県立船橋 (学力検査500点+内申点135×0.5=567.5点満点で計算)
合格最低点 467~476.5点 (実質倍率1.77倍)
2021年は485点 (1.71倍) -8.5~18点
東葛飾 (学力検査500点+内申点135×0.5=567.5点満点で計算)
合格最低点 464~468.5点 (1.82倍)
2021年は482.5点以下 (1.77倍) -14~18.5点
千葉東 (学力検査500点+内申点135×0.5=567.5点満点で計算)
合格最低点 445~465点 (1.64倍)
2021年は475.5点以下 (1.32倍) -10.5~30.5点
佐倉 (学力検査500点+内申点135×0.5=567.5点満点で計算)
合格最低点 446点以下 (1.58倍)
2021年は459.5点~460.5点 (1.49倍) -13.5~14.5点
薬園台 (学力検査500点+内申点135=635点満点で計算)
合格最低点 482~485点 (1.38倍)
2021年は515点以下 (1.26倍) -30~33点
合格最低点に幅があるので正確な比較はできませんが、各校を総合して見ると、前年比で合格最低点は15点程度下がっているようです。
上位生にとって、今年の問題は前年より15点ぶん程度難しかったということでしょう。
(正式な平均点や得点分布は5月下旬~6月上旬に県教委から発表があるはずです)
そう考えると、千葉東の合格最低点は460点前後かなという気がします。
また、薬園台だけが-30~33点と大幅に下げています、これは合格最低点そのものが下がっているのでしょう。
これまでは倍率低下だけだったものが、少し遅れて本格的にレベル低下が来たのかもしれません。
まだまだ、得点開示情報の提供を待っています。
「もっと低い得点で合格した」「もっと高い得点で不合格だった」があれば、ぜひ情報をお待ちしています。
報告の方法は「644.2日間の公立入試を終えて」に記載しています。
よろしくお願いいたします。