こんにちは、さくらです。
今朝の新聞に県がまとめた私立前期選抜の志願状況が掲載されました。
取りまとめた段階で願書受付を終了していない高校もありますが、ホームページで事前発表をしない高校では貴重なデータです。
ただし、新聞では単願・併願やコース・類などの区別がなされていないので参考程度に見てください。
ところで、新聞に掲載されている倍率は志願倍率(志願者数÷定員)です。
実勢(実質倍率)とは大きくかけ離れていて参考にならない数字ですので気にしないようにしましょう。
渋谷教育学園幕張 (55名)
657名 (昨年は742名)
志願者85名減はやや減といったところでしょうか。
市川 (一般85名 昨年は55名)
1085名 (昨年は1207名)
今年から後期選抜を廃止する市川は志願者122名減です。
取りまとめた日(14日)が願書受付最終日ですが、ほぼ確定に近い数字だと考えてよいでしょう。
昨年前期が1.94倍と2倍割れで、しかも今年は後期分の定員が増えるので、強気の出願があるかと思いましたがそうはなっていません。
定員通りに合格者を出すなら今年の市川はねらい目だったといえそうですが、果たしてどうなるでしょうか。
専修大学松戸 (236名)
2467名 (昨年は2792名)
専大松戸は志願者を325名減らしています。
専大松戸は「1日目のみ」「2日目のみ」「2日間とも」の受験生がいるので、この数字はあくまで参考程度と考えておきましょう。(芝浦工大柏も同様です)
ところで、今年は渋谷幕張も市川も専大松戸も昨年比1割強の志願者減になっています。
前回掲載した昭和秀英も8%程度の減少なので、私立上位校は昨年大幅減だった日大習志野と微増の芝浦工大柏を除いて「やや減の年」だといえます。
千葉県の中3生全体は1%弱しか減っていないので、上位生が私立をあまり多く併願しなくなってきているのかもしれません。
成田 (特進α40名 一般110名 ともに第一志望含む)
739名 (昨年は795名)
成田も7%ほど志願者を減らしています。
まあ、この程度なら昨年並みといっていいのかもしれません。
いよいよ明日から県内私立入試が始まります。
受験生の皆さんは、志願状況など気にせず全力を出してきてください。