さくら進学クリニック 『進学コラム』

千葉県北西部の公立上位高校志望の受験生に受験情報に関するアドバイスをお送りするブログです

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 2021年千葉県公立高校入試は2月24・25日です

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533.得点開示情報~得点分布~

こんにちは、さくらです。
前回のコラムからずいぶん時間が経ってしまいましたね。
今回は内申点や学力検査の得点分布から合否との相関を探っていきたいと思います。

高校受験のためにと学校の成績アップに日々努力している中学生は少なくないでしょう。
もちろん日々努力することはよいことです。
しかし、千葉県の公立高入試は内申135点+学力検査500点という内申比率の低い入試になっています。
内申点と合否の相関を知ることは、受験生が学校の勉強にどの程度力を入れるべきなのかの指針になるでしょう。

ところで、合格最低点はデータ数が少なくても運がよければかなり正確に見つけられます。
しかし分布を探るとなるとデータ数が物をいいます。
データが多ければ多いほど情報の信頼性は高く、少ないほど情報の信頼性は低くなります。

今年集まったデータ数は最も多い県船橋・前期でも25件です、これは受験者627名のわずか4%弱です。
この程度のデータ数では信頼性の高い情報を得ることは難しいでしょう。
無理は承知の上で情報を取り出そうとしていますので、今回のコラムは参考程度にご覧になってください。
特に合格者の学力検査最低得点や最低内申点は、実際と大きく違っている可能性がありますのでご注意下さい。


今回見ていくのは情報数が唯一20件を超えている、前出の県船橋・前期です。
は合格者、は不合格者のそれぞれ1名を表します。

内申点は1年~3年の9教科の合計値「5段階×9教科×3学年=135点満点」で、算式1で修正前の素点を掲載しています。
データの信頼性は修正後のほうが高いのですが、開示するまでわからないデータでは受験生の参考にならないのではと考えました。
内申点・学力検査の得点ともボーダーラインから遠い得点はカットしています。
合格最低点は前回のコラムに掲載したもので、合格者の学力検査最低得点や最低内申点などは今回集まった情報内でのものです。


県立船橋 前期  情報数25件(合格16件、不合格9件)
実質倍率3.27倍 合格最低点は493.5点か494点(内申135点×0.5+学力検査500点)

内申点】 合格者の最低内申点 115点 (不合格者の最高内申点 132点)
133~135 合 合 合
130~132 合 合 合 不 不 不
127~129 合 合
124~126 合 合 合 合 合 不 不
121~123 合 合
118~120 
115~117 
112~114
109~111 

【学力検査】 合格者の学力検査最低得点 435点 (不合格者の学力検査最高得点 435点)
448~450  合 合
445~447  合 合 合
442~444  合 合 合 合 合
439~441  合 合
436~438  合 合 合
433~435  
430~432  
427~429
424~426  不 不
421~423  
418~420  不 不

繰り返しになりますが、わずか25件の情報をもとにしています。
倍率が3.27倍ですから実際は不合格者が合格者の倍以上いるはずですが、この情報では不合格は合格の半分程度しかいません。
そのため不合格の傾向は読みにくくなっていることを頭に置いて見てください。
決して「こんなに受かってるじゃん」などとは思わないように、実際にはこの4倍くらいの不合格者が存在しています。
の文字を4倍に増やすと実際の入試状況に近いのかもしれません)

船橋・前期は内申点が0.5倍になることもあり、内申点はあまり合否に関係していないように見えます。
合格者の最低内申点115点と不合格者の最高内申点132点とは17点も差があり、内申点で20点近いアドバンテージがあっても学力検査でひっくり返されてしまうことがあるとわかります。

逆に学力検査の得点を見ると、25件の中で学力検査の失点を内申点でカバーした例はなく、試験の得点がそのまま合否に現れています。
内申67.5点+学力検査500点の配点どおり、県船橋・前期は学力検査勝負の入試だといえるでしょう。
内申点を得点化しない県千葉・前期はもちろん、内申点0.4倍の千葉東・前期も同様の状況だと思われます。

東葛飾・前期や後期選抜など内申点を圧縮せずに使用する場合でも、上位校は合格最低点が高いため(今年の東葛飾・前期は560点前後)学力検査で失敗すると内申点でカバーするにも限度があるでしょう。
そう考えると、公立上位校入試では 合否を直接左右するのは学力検査の得点である といってよいでしょう。

公立上位校入試ではどんなに高い内申点を持っていても安心ではありません。
しかも、3年生は内申点135点のうち90点分(1・2年生分)がすでに確定しています。
残る45点のために定期テスト対策に力を入れすぎるのは得策ではありません。
学力検査には500点も残っているのですから、優先すべきは入試得点力=受験勉強だということをしっかり認識しておきましょう。
(ただしオール4を切ると私立安全校の選択に制限が出るので注意しましょう)

公立上位校志望なのにまだ学校中心の勉強をしている人は、今すぐ受験勉強中心に変えましょう。
受験勉強と言われても何をしたらよいかわからない人はさくらweb進学塾でも指示をしています、ぜひ参考にしてください。


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