こんにちは、さくらです。
この進学コラムも500号を迎えることができました。
これからも受験生第一で情報提供をしていきたいと思います、よろしくお願いいたします。
(それにしても14年間でやっと500号は筆の遅さを物語りますね)
500号を記念して、さくら進学塾のホームページにもコラムを書きました。
半分くらい営業が入っていますがのぞいてみてください。
公立高校の得点開示が終了して2週間が過ぎました。
皆さんからの報告も途切れるようになりましたので、このあたりで結果報告をしたいと思います。
今年はのべ150件の報告をしていただきました。
貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。
直接送信された方の書き添えていただいた文章もすべて読ませていただきました。
合格と不合格、両方の情報があってはじめて合格最低点の特定をすることができます。
不合格の情報を送ってくださった方には特に感謝いたします。
中間報告と同様に、2件以上の情報が集まった高校について報告します。
ここでは、送っていただいた情報のうち
合格された方の中での最低得点(合格最低得点)と
不合格だった方の中での最高得点(不合格最高得点)を掲載します。
実際の合格最低点はこの間にあると考えられます。
特に断りがなければ、得点は「内申点(約135点満点)+学力検査の得点(500点満点)」で計算しています。
前期選抜で計算方法が異なる高校については、それぞれに計算方法を記載しています。
ここでいう内申点は「算式1」によって修正したものです。
「算式1」による修正は「調査書の評定の3年間合計+95−中学校評定合計平均値」で計算することができます。
(中学校の平均が95より高ければ減点に、低ければ加点になります)
高校によっては調査書の評定以外の内容(部活動・生徒会活動・検定など)によって加点(減点)する場合がありますが
その評価は開示されないので考慮していません。
前期選抜の2日目の検査による得点も得点開示ではわからないので考慮していません。
したがって、ここで報告する合格最低得点を上回る得点をした生徒が必ず合格しているとは限りません。
(昨年は合否の得点が逆転している報告が複数ありました)
また、前期選抜では定員を超えて合格者を出すことができないという規定があるため
ボーダーライン上では同点でも合格と不合格に分かれている可能性があります。
したがって、ここで合格最低点とした得点を取っても不合格になっていることもあり得ます。
ここに記載している 合格最低得点 および 不合格最高得点 は送っていただいた情報の中でのものです。
実際の合格最低得点や不合格最高得点と同一であるとは限りませんのでご注意ください。
《 前期選抜 》
県立千葉 情報数8件(合格4件、不合格4件)
県千葉の前期では内申点を点数化しないので「学力検査の得点」のみで得点を出しています。
合格最低得点 457点
不合格最高得点 450点
451点〜457点の間に合格最低点があると思われます。
県立船橋 情報数38件(合格16件、不合格22件)
県船橋の前期は内申点が0.5倍になります、「内申点×0.5+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 511点
不合格最高得点 510点
(内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みとなります)
合格最低点は510.5点か511点であると思われます。
県立船橋・理数科 情報数2件(合格0件、不合格2件)
理数科も前期は内申点が0.5倍になります、学力検査の数学と理科の得点が1.5倍になる傾斜配点(学力検査600点満点)です。
「内申点×0.5+学力検査の得点」で得点を計算しています。
不合格最高得点 571点
合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
東葛飾 情報数15件(合格9件、不合格6件)
合格最低得点 563点
不合格最高得点 562点
合格最低点は563点であると思われます。
千葉東 情報数10件(合格3件、不合格7件)
千葉東の前期は内申点が0.4倍になります、「内申点×0.4+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 483.6点
不合格最高得点 481.2点
(内申点が0.4倍になるため得点は0.2点刻みとなります)
481.4点〜483.6点の間に合格最低点があると思われます。
佐倉 情報数11件(合格4件、不合格7件)
合格最低得点 547点
不合格最高得点 538点
539点〜547点の間に合格最低点があると思われます。
佐倉・理数科 情報数2件(合格2件、不合格0件)
学力検査の数学と理科の得点が1.5倍になる傾斜配点(学力検査600点満点)です。
合格最低得点 614点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
薬園台 情報数4件(合格2件、不合格2件)
合格最低得点 522点
不合格最高得点 511点
512点〜522点の間に合格最低点があると思われます。
市立千葉 情報数2件(合格2件、不合格0件)
合格最低得点 535点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
八千代 情報数4件(合格4件、不合格0件)
合格最低得点 503点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
《 後期選抜 》
後期選抜は受験者数そのものが前期に比べて少ないため、情報は集まりにくくなっています。
後期選抜では、全校で通常の計算方法「内申点+学力検査の得点」で得点を計算しています。
県立千葉 情報数4件(合格4件、不合格0件)
合格最低得点 567点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
県立船橋 情報数17件(合格13件、不合格4件)
合格最低得点 560点
不合格最高得点 555点
556点〜560点の間に合格最低点があると思われます。
県立船橋・理数科 情報数2件(合格2件、不合格0件)
学力検査の数学と理科の得点が1.5倍になる傾斜配点(学力検査600点満点)です。
合格最低得点 651点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
東葛飾 情報数6件(合格5件、不合格1件)
合格最低得点 553点
不合格最高得点 528点
529点〜555点の間に合格最低点があると思われますが、差が大きすぎて特定は難しいです。
千葉東 情報数2件(合格2件、不合格0件)
合格最低得点 544点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
佐倉 情報数11件(合格8件、不合格3件)
合格最低得点 533点
不合格最高得点 516点
517点〜533点の間に合格最低点があると思われます。
薬園台 情報数9件(合格8件、不合格1件)
合格最低得点 517点
不合格最高得点 480点
481点〜517点の間に合格最低点があると思われますが、差が大きすぎて特定は難しいです。
結果報告をまとめましたが、まだ得点開示情報は受け付けています。
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次回以降は集まったデータをもう少し掘り下げてみたいと思います。