こんにちは、さくらです。
公立高校の得点開示が終了して2週間が過ぎました。
そろそろ報告も少なくなってきていますので、このあたりで結果報告をしたいと思います。
今年はのべ136件の報告をしていただきました。
貴重な情報を送ってくださった皆さん、ありがとうございました。
直接送信された方の書き添えていただいた文章もすべて読ませていただきました。
合格と不合格、両方の情報があってはじめて合格最低点の特定をすることができます。
不合格の情報を送ってくださった方には特に感謝いたします。
2件以上の情報が集まった高校については学校ごとに、情報が1件のみの高校については最後にまとめて報告いたします。
ここでは、送っていただいた情報のうち
合格された方の中での最低得点(合格最低得点)と
不合格だった方の中での最高得点(不合格最高得点)を掲載いたします。
実際の合格最低点はこの間にあると考えられます。
特に断りがなければ、得点は「内申点(約135点満点)+学力検査の得点(500点満点)」で計算しています。
前期選抜で計算方法が異なる高校については、それぞれに計算方法を記載しています。
ここでいう内申点は「算式1」によって修正したものです。
「算式1」による修正は「調査書の評定の3年間合計+95−中学校評定合計平均値」で計算することができます。
(中学校の平均が95より高ければ減点に、低ければ加点になります)
高校によっては調査書の評定以外の内容(部活動・生徒会活動・検定など)によって加点(減点)する場合がありますが
その評価は得点開示ではわからないので考慮していません。
また、前期選抜の2日目の検査による得点も得点開示ではわからないので考慮していません。
したがって、ここで報告する合格最低得点を上回る得点をした生徒が必ず合格しているとは限りません。
今年は東葛飾の選抜・評価方法に「作文60点満点」が追加されたため、「2日目の検査の得点」も調査項目に加えましたが
得点の報告はゼロでしたので、やはり2日目の検査による得点は開示されないようです。
ここに記載している「合格最低得点」および「不合格最高得点」は送っていただいた情報の中でのものです。
実際の合格最低得点や不合格最高得点と同一であるとは限りませんのでご注意ください。
《 前期選抜 》
県立千葉 情報数12件(合格6件、不合格6件)
県千葉の前期では「内申点を順位付けしない」としているので「学力検査の得点」のみで得点を出しています。
合格最低得点 439点
不合格最高得点 436点
437点〜439点の間に合格最低点があると思われます。
県立船橋 情報数23件(合格11件、不合格12件)
県船橋の前期は内申点が0.5倍になります、「内申点×0.5+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 483.5点
不合格最高得点 479.5点
(内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みとなります)
480点〜483.5点の間に合格最低点があると思われます。
県立船橋・理数科 情報数6件(合格4件、不合格2件)
理数科も前期は内申点が0.5倍になります。
学力検査の数学と理科の得点が1.5倍になる傾斜配点(学力検査600点満点)です。
合格最低得点 556.5点
不合格最高得点 538点
(内申点が0.5倍になるため得点は0.5点刻みとなります)
538.5点〜556.5点の間に合格最低点があると思われますが、特定するには少し幅が大きいです。
東葛飾 情報数15件(合格9件、不合格6件)
合格最低得点 552点
不合格最高得点 540点
541点〜552点の間に合格最低点があると思われます。
千葉東 情報数7件(合格4件、不合格3件)
千葉東の前期は内申点が0.4倍になります、「内申点×0.4+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 461点
不合格最高得点 452.4点
(内申点が0.4倍になるため得点は0.2点刻みとなります)
452.6点〜461点の間に合格最低点があると思われます。
佐倉 情報数6件(合格5件、不合格1件)
合格最低得点 512点
不合格最高得点 498点
499点〜512点の間に合格最低点があると思われます。
薬園台 情報数12件(合格7件、不合格5件)
合格最低得点 512点
不合格最高得点 504点
505点〜512点の間に合格最低点があると思われます。
市立千葉 情報数3件(合格1件、不合格2件)
合格最低得点 549点
不合格最高得点 485点
486点〜549点の間に合格最低点があると思われますが、特定するには幅がありすぎます。
船橋東 情報数4件(合格2件、不合格2件)
船橋東の前期は内申点が2倍になります、「内申点×2+学力検査の得点」で得点を計算しています。
合格最低得点 617点
不合格最高得点 604点
605点〜617点の間に合格最低点があると思われます。
前期選抜の報告が1件のみの学校のデータ
小金 合格 503点
八千代 合格 429.5点(内申点×0.5+学力検査の得点)
幕張総合 合格 523点
鎌ヶ谷 合格 518点
《 後期選抜 》
後期選抜は受験者数そのものが前期に比べて少ないため、情報は集まりにくくなっています。
また、不合格の報告が少ないため、合格最低点を出せていない高校も多くあります。
後期選抜では全校で通常の計算方法「内申点+学力検査の得点」で得点を計算しています。
県立千葉 情報数3件(合格2件、不合格1件)
合格最低得点 580点
不合格最高得点 551点
552点〜580点の間に合格最低点があると思われますが、特定するには幅がありすぎます。
県立船橋 情報数8件(合格7件、不合格1件)
合格最低得点 542点
不合格最高得点 541点
542点が合格最低点であると思われます。
東葛飾 情報数6件(合格6件、不合格0件)
合格最低得点 537点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
千葉東 情報数8件(合格7件、不合格1件)
合格最低得点 531点
不合格最高得点 513点
514点〜531点の間に合格最低点があると思われますが、特定するには少し幅が大きいです。
佐倉 情報数3件(合格3件、不合格0件)
合格最低得点 522点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
薬園台 情報数9件(合格6件、不合格3件)
合格最低得点 511点
不合格最高得点 500点
501点〜511点の間に合格最低点があると思われます。
市立千葉 情報数3件(合格3件、不合格0件)
合格最低得点 532点
不合格の情報がありませんので合格最低点はわかりません。
後期選抜の報告が1件のみの学校のデータ
船橋東 合格 525点
鎌ヶ谷 合格 532点
結果報告をまとめましたが、まだ得点開示情報は受け付けています。
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次回は情報が多く寄せられた高校について、もう少し掘り下げてみたいと思います。