こんにちは、さくらです。
中学校では卒業式が行われている頃でしょう。
この間まで受験生だったみなさん、卒業おめでとうございます。
受験勉強のためにやりたいことができなかったぶん、高校入学まで存分に羽を伸ばしてください。
同時に高校生になるための準備も進めていきましょう。
数学の予習は進んでいますか?
数学以外の科目も教科書を入手したら目を通しておくとよいでしょう。
卒業を迎えた皆さんに、春休みに読んでおきたい本をひとつ紹介します。
君たちの生きる社会 |
経済学者が書いた、お金(経済)を通して社会の仕組みについて学べる一冊です。
「プロ野球選手の給料はなぜ高いのか」など、身近な話題からお金(経済)の仕組みを教えてくれます。
他にも「食糧問題」「エネルギー問題」「格差」など、まさに現在問題になっているテーマが語られています。
1978年発行と少し古い本ですが、今の生徒が読んでも現在のこととして受け取れるでしょう。
「常識は本当に常識なのか」
「見えていない部分を考えてみよう(疑ってみよう)」
という視点は、大人が読んでも考えさせられます。
原発について、30年以上も前に「経済の観点から不必要である」と説いていることにも驚きます。
高校生になれば中学時代よりお金とのつきあいが深くなります。
そのぶん、お金のトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるでしょう。
この機会にお金と社会の仕組みを学んでおくことは大切なことだと思います。
中高生が自分から買うような本ではないので、ぜひプレゼントしてあげたい1冊です。